キャンプ飯

寒い冬に食べたいダッチオーブンを使った絶品キャンプ飯レシピをご紹介

冬のキャンプは寒いですが、空気が澄んでおり星がとてもきれいに見え、夏とは違う楽しみ方ができます。寒いキャンプでは焚き火で温まりながら、温かいキャンプ飯を食べるのが鉄板ですよね。この瞬間がなんともいえない至福のひと時となります。そして温かいキャンプ飯を作るのにはダッチオーブンがかかせません。いろいろな使い方ができるダッチオーブンは万能調理器具で、人気を集めています。ダッチオーブンを使った体を温めるキャンプ飯は、どんなものが作れるか知りたいですよね。
そこで本記事では

  • ダッチオーブンを使うメリットとは
  • ダッチオーブンを使った野菜がたっぷり体が温まるスープのレシピ
  • 冬にピッタリのダッチオーブンで作るじゃがいもを使ったレシピ
  • 入れる具材で味が変わるダッチオーブンを使ったレシピ

について詳しく解説をしていきます。この記事をお読みいただければ寒い冬に体を温めてくれるダッチオーブンを使ったキャンプ飯のレパートリーが増えます。ぜひ最後までお付き合いください。

冬にキャンプ飯を食べるなら外せないのはダッチオーブンですよね

冬のキャンプ飯を作る時に外せないダッチオーブンは万能調理器具でとても人気を集めています。さまざまな料理を作ることができ、本格的な料理をキャンプ場で思う存分楽しむことができます。ダッチオーブンについて知っている方も知らない方もいると思いますが、詳しく解説をしていきますので、より深く知り、ダッチオーブンの詳しい知識をつけましょう。

冬のあったかキャンプ飯を作るのに必須とも言えるダッチオーブン

キャンプ飯で必要な調理器具ですが、ホットサンドメーカー、スキレット、メスティンなど今ではいろいろな種類があります。その中でもダッチオーブンは鋳鉄鍋になり、温かいキャンプ飯を作ることができ、冬のアウトドアでは必須の調理器具です。鋳鉄製になるため保温性が高くいつまでも温かいキャンプ飯を食べることができます。まさに冬にピッタリの調理器具になり、心も体もほっこりと温まります。

スープ系からお肉料理まで幅広く調理でき人気のアウトドアグッズです

キャンプの時はできるだけ荷物を減らしたいので、何のキャンプ飯を作るかで持っていく調理器具を決めますよね。しかしダッチオーブンは調理の幅が広いため、ダッチオーブンさえあれば何でも作れます。スープ系からお肉料理、炒め物や蒸し料理などさまざまな料理ができます。また炭火を上に置くことでオーブンとして使用することもできるため、人気のアウトドアグッズになります。ダッチオーブンを使っていろんなキャンプ飯に挑戦してみましょう。

今回はそんなダッチオーブンを使った冬に食べたいキャンプ飯レシピをご紹介します

冬のキャンプの醍醐味は焚き火の火を使って作るキャンプ飯を食べるのことです。焚き火で温まりながら食べるキャンプ飯は、美味しさを倍増させ、幸せな時間を過ごすことができます。またダッチオーブンは炭火を使ってじっくり加熱することで、食材の旨味を凝縮させ美味しく仕上がります。そんなダッチオーブンを使った冬に食べたいキャンプ飯のレシピをご紹介していきます。

なぜ、冬のキャンプ飯にダッチオーブンは必須級なの?

冬のキャンプの醍醐味である温かいキャンプ飯を作るのには、万能調理器具のダッチオーブンが必須のアイテムとなります。冬に温かいキャンプ飯を食べることで、体を芯から温めてくれます。ではダッチオーブンはどんな魅力があるのでしょうか。ここではダッチオーブンの魅力を詳しく解説していきます。

しっかりと加熱した後は長時間温かい状態が続くので冬でもキャンプ飯が冷めにくいから

ダッチオーブンは蓄熱性に優れており、保温性がとても高いです。そのためキャンプ飯をダッチオーブンに入れておけば、冷めにくく長時間温かいキャンプ飯を食べることができます。冬の寒い日にはキャンプ飯はすぐに冷めてしまいますが、ダッチオーブンがあれば料理が冷める心配をすることなくキャンプ飯を最後まで楽しめます。料理を温かい状態で食べれることは、冬のキャンプでは最大の魅力になります。

一度に大量のキャンプ飯を作ることが可能なので料理の時間短縮になる

ダッチオーブンは深い鍋タイプになっており、一度に大量のキャンプ飯を作ることができます。大人数でキャンプをする場合でも、キャンプ飯を一気に作れるため、料理の時間を短縮することができます。寒い冬には料理は手短に済ませ、温かいキャンプ飯を早く食べて、体を温めたいと思いますよね。ダッチオーブンを使えば時間とエネルギーが削減され、効率良くキャンプを楽しむことができます。温かいキャンプ飯を食べて、みんなで盛り上がりましょう。

食材を入れ焚き火にかけておけば完成するキャンプ飯もあり初心者でも簡単に美味しいキャンプ飯ができる

初心者キャンパーの方は限られた設備環境の中で、キャンプ飯を作ることに慣れていないため、大変だと思うことも多いかと思います。ですが、ダッチオーブンに食材を入れて煮込むだけでできるキャンプ飯もたくさんあり、初心者の方でも簡単に美味しいキャンプ飯を作ることができます。ダッチオーブンは初心者でも簡単に使いこなせるのでキャンプ歴が浅い人からも人気が高い調理器具です。煮込んでいるときも焚き火にかけておいて、焚き火で温まりながら待つのも楽しみの一つです。

冬に食べるべき野菜たっぷりスープ系ダッチオーブンキャンプ飯

寒い冬には体の芯から温まるスープが食べたくなりますよね。ダッチオーブンを使うことで食材を切って入れ、煮込むだけで作ることができます。ここでは野菜をたっぷり使ったスープ系のダッチオーブンキャンプ飯をご紹介していきます。誰でも簡単に作ることができますので、ぜひ試してみてください。

玉ねぎ丸ごとオニオンスープ

 

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玉ねぎ丸ごとオニオンスープは玉ねぎを切らずに丸々そのまま使って作る豪快な一品になります。切らなくていいので、時短にもなりとても簡単に作ることができます。チーズを乗せて焼いても美味しく仕上がりおすすめです。

  1. 玉ねぎの皮を剥きます。
  2. 玉ねぎの上から半分くらいのところまで、縦、横、斜めに切り込みをいれます。切り込みを入れなくてもいいですが、いれることで早く柔らかくなり時短になります。
  3. ダッチオーブンに玉ねぎ、水、コンソメを入れて蓋をし煮込みます。
  4. 玉ねぎが柔らかくなったら塩胡椒で味を整えて完成です。

ポトフ

 

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ポトフはごろごろ野菜がたくさん入ったヘルシーなキャンプ飯になります。お野菜の旨味がスープに溶け出し、そのスープを飲むことで美味しい味わいが口の中に広がり体の芯から温まります。お好きな具材を入れて作ってみてください。

  1. じゃがいも、にんじん、きゃべつを一口サイズに、玉ねぎはくし切りに、ウィンナーは半分に切ります。
  2. ダッチオーブンに水、コンソメ、切った食材を入れて蓋をして煮込みます。
  3. 野菜が柔らかくなったら完成です。

クラムチャウダー

 

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クラムチャウダーはお野菜とアサリの旨味が絶品の一品です。牛乳を使うことでマイルドな仕上がりになりクセになる味わいです。寒い冬にはクラムチャウダーが定番のキャンプ飯で、とても人気があります。アサリはアサリ缶を使うことでお手軽に作ることができます。

  1. にんじん、じゃがいも、キャベツを一口サイズに切ります。
  2. ダッチオーブンにバターを入れて、バターが溶けたら切った野菜を炒めます。
  3. 野菜に火が通ったら小麦粉を入れて、粉っぽさがなくなるまで炒めます。
  4. 牛乳、コンソメ、アサリ缶を汁ごと入れて煮込みます。
  5. とろみが付いたら塩胡椒で味を整えて完成です。

ミネストローネ

ミネストローネはお野菜の旨味とトマトの酸味がスープに溶け出し健康的なキャンプ飯です。入れる野菜でミネストローネの味が変わり、いろんな味や食感を楽しむことができます。お好みの具材を入れていろいろと試してみてください。

  1. にんじん、じゃがいも、玉ねぎ、キャベツなどお好みの野菜を一口サイズに切ります。
  2. ダッチオーブンにオリーブオイルを入れ、切った野菜を入れて炒めます。
  3. 野菜に火が通ったら、トマト缶、水、コンソメを入れ蓋をして煮込みます。
  4. 野菜が柔らかくなったら塩胡椒で味を整えて完成です。

じゃがいもを使った冬に食べるべき本格ダッチオーブンキャンプ飯

キャンプ飯の定番の食材といえばじゃがいもですよね。焚き火で焼いてバターで食べるだけでも美味しいじゃがいもですが、じゃがいもを使ったキャンプ飯はたくさんあります。また、じゃがいもは保存もしやすくキャンプにはピッタリの食材になります。そんなじゃがいもを使った、冬に食べたいダッチオーブンキャンプ飯をご紹介します。

ポテトグラタン

 

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じゃがいもを使ったグラタンは、ダッチオーブンを使って作ることで、より本格的なグラタンに仕上がります。ダッチオーブンだからこそできるオーブンの役割を活かして、とろっと美味しいグラタンを作ります。じゃがいもの他にもお好みの具材をたくさん入れてみてください。

  1. じゃがいもは皮を剥き、1センチ幅の輪切りにして、玉ねぎはスライスに、ベーコンは1センチ幅に切ります。
  2. ダッチオーブンにバターを入れて、バターが溶けたら切った食材を入れ炒めます。
  3. 野菜に火が通ったら、牛乳、生クリーム、塩胡椒、コンソメを入れます。
  4. 沸騰したらパラパラチーズを乗せて、蓋をし焼いていきます。
  5. 蓋の上にも炭火を置いて上下から焼きます。10分〜15分程焼いてチーズがとろけていれば完成です。

じゃがアンチョビバター

 

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じゃがアンチョビバターはバターのマイルドさとアンチョビの塩気の相性が抜群で、食べ出したら止まらなくなるほど美味しさです。お酒にも合うため、おつまみとして作られる方も多くいます。アウトドアでは嬉しい使う材料が少ないのも、じゃがアンチョビバターの魅力です。

  1. じゃがいもは皮を剥き、5ミリ幅の輪切りにします。
  2. それをダッチオーブンにきれいに並べていきます。
  3. 柔らかくしたバターとアンチョビを混ぜ合わせます。
  4. 混ぜ合わせたアンチョビをじゃがいもの上にかけていきます。
  5. 蓋をして、蓋の上にも炭火を置いて上下で焼いていきます。
  6. 20分〜25分焼いたら完成です。

ジャーマンポテト

ジャーマンポテトはドイツの代表的な料理で、キャンプ飯では定番となってきました。ビールなどお酒のお供によく作られ、簡単にパッとできることから人気があります。ホクホクのじゃがいもとシャキシャキの玉ねぎが口の中で合わさり絶品です。

  1. にんにくはスライスにし、じゃがいもは一口サイズに、玉ねぎは薄切りに、ウインナーは半分に切ります。
  2. ダッチオーブンにオリーブオイルとにんにくを入れ、ニンニクの香りがしてきたらウインナーを炒めます。
  3. ウインナーが炒まったら、じゃがいもと玉ねぎをいれて炒めます。
  4. じゃがいもが柔らかくなったら、塩胡椒と粒マスタードを入れて混ぜ合わせます。
  5. 全体に味が馴染んだら、パセリを振りかけて完成です。

お好みの具材で作れる冬に食べるべきダッチオーブンキャンプ飯

キャンプ飯は使う食材により風味も変わり、違う美味しさを楽しむことができます。また、お好みの食材を使うことで、あなただけのキャンプ飯を作ることができ、よりキャンプ飯を楽しめます。ここからはお好みの具材で作る冬に食べたいダッチオーブンキャンプ飯をご紹介していきます。

おでん

 

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冬のキャンプ飯といえばおでんが定番ですよね。おでんは具材の旨みがおでんの汁に溢れ出し、その旨みをまた具材が吸い込み、とても味が染みていて美味しい一品です。おでんを食べて体の芯から温まり、至福の時間を過ごしましょう。

  1. ダッチオーブンに水、昆布、鰹の粉末だしを入れて火にかけます。
  2. そこに酒、薄口醤油、砂糖、みりんを入れます。
  3. 沸騰したらお好みの具材を入れて蓋をしじっくりと煮込みます。
  4. 具材にしっかりと味が染み込んだら完成です。

カレー

 

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カレーはキャンプ飯では定番メニューで1番と言っていいほど人気があります。皆さんも一度は作ったことがあるのではないでしょか。今回はダッチオーブンだからこそ作れる無水カレーのレシピを伝授します。水を入れないので、水々しい野菜の汁気だけで作るカレーは旨みが凝縮されています。

  1. 玉ねぎとトマトはくし切りにし、じゃがいも、にんじん、鶏肉は一口サイズに切ります。
  2. ダッチオーブンに油を引き、玉ねぎを炒めます。
  3. 玉ねぎに火が通ったら鶏肉を入れて炒めます。鶏肉はしっかりと炒めてください。
  4. 炒めたらじゃがいも、にんじん、トマトを入れて炒めます。
  5. その時に木ベラでトマトを潰しながら炒めてください。
  6. 蓋をしてしばらく煮込みます。
  7. しばらくすると水分たっぷりになっているので、そしたらカレーのルーを入れます。ルーを溶かしてとろみがつくまで煮込んだら完成です。

アクアパッツァ

 

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アクアパッツァは鯛を丸々一匹使った豪華なキャンプ飯です。調味料はほとんど使わず魚介類と鯛の旨味が汁に溶け出し、海の幸が口いっぱいに広がります。見た目もSNS映えするので一度試して見てください。

  1. 鯛は下処理をし塩を満遍なく振ります。お好みの魚介類も下処理をしてください。
  2. ダッチオーブンにオリーブオイルを入れ、スライスしたにんにくを入れます。
  3. にんにくの香りがしてきたら鯛を両面焼きます。
  4. 両面焼けたら、下処理をした魚介類、白ワインもしくは酒、水を入れて蓋をします。
  5. 10分ほど加熱したらミニトマトを入れてさらに10分煮込みます。
  6. 魚介類にしっかりと火が通ったら、塩胡椒で味を整えて完成です。

炊き込みご飯

炊き込みご飯は、子供からも大人からも人気があるキャンプ飯です。具材からでる旨味と一緒にご飯を炊くことでお米にしっかりと味がつき、やみつきになります。入れる具材によって味が代わり、お肉でも魚介類でも野菜だけでもいろいろな炊き込みご飯ができるのも魅力の一つです。

  1. お米は必要な合数研いで、水に30分つけておきます。
  2. 鮭に塩胡椒をし、しめじは根元を切りほぐします。
  3. ダッチオーブンにお米を入れ、その上に鮭としめじをのせます。
  4. そこに醤油、みりん、酒、粉末だし、必要な分の水を入れ蓋をして強火にかけます。
  5. 沸騰したら弱火にして15分炊きます。
  6. 15分経ったら火を止めて10蒸らして完成です。

寒い冬に食べたいダッチオーブンを使った絶品キャンプ飯レシピをご紹介まとめ

ここまで冬に作るダッチオーブンキャンプ飯をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事の要点は、

  • 寒い冬に作るキャンプ飯にはダッチオーブンが必須
  • 万能調理器具のダッチオーブンの魅力
  • 体の芯から温まるダッチオーブンキャンプ飯のレシピ11選

ということです。寒い冬にはキャンプ飯で温まりながら、焚き火を楽しめます。冬のキャンプには風邪を引かないようにしっかりと体を温めることが大事になってきます。ご紹介をしたキャンプ飯を作ってしっかりと温まり、冬のキャンプを最後まで楽しんでください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。