キャンプ飯

キャンプ飯で人気のシチューの作り方からアレンジ方法まで徹底解説

日々の忙しい日常から解放されるキャンプは、癒しの空間でのんびりすることができます。そんなキャンプでの醍醐味は美味しいキャンプ飯を食べることですよね。いろんなキャンプ飯がある中で、家庭料理の定番でもあるシチューはキャンプ飯としても定番で人気があります。なぜシチューが人気があるか知っていますか?シチューには2種類あり、どちらのシチューも人気があります。
そこでこの記事では、

  • シチューが人気な理由は?
  • ビーフシチューとクリームシチューについて
  • シチューで必要な食材について
  • クリームシチューのレシピとアレンジメニュー
  • ビーフシチューのレシピとアレンジメニュー

について詳しく解説していきます。この記事をお読みいただければシチューについて詳しくなり、上手に作れるようになりますので、是非最後までお付き合いください。

冬の定番キャンプ飯といえばやっぱりシチューですよね

キャンプ飯の定番メニューで人気があるシチューは、特に冬に食べたくなりますよね。シチューは子供から大人まで万人に愛されるキャンプ飯で、初心者でも簡単に作ることができます。体が温まり食べるとホッとするシチューを大自然の中で食べ、のんびりキャンプを楽しみましょう。

ほっこり温まりたい時のキャンプ飯にはシチューがおすすめ

キャンプで心地よいひとときを過ごすのであれば、ほっこり温まるキャンプ飯がおすすめです。さまざまあるキャンプ飯の中で特にシチューは体が温まりほっこりとします。肌寒いアウトドアでは体を温めることが大切です。また、キャンプ飯を作る時は、作ることに集中しがちですが、シチューは煮込む時間が多いので、煮込んでいる間にゆっくりとした時間を過ごすことができます。

ファミリーキャンプでもカレーに次いでキャンプ飯でシチューは人気

ファミリーキャンプの場合は子供が好きなキャンプ飯を作らないといけないですよね。シチューは子供から大人までみんなに好かれます。アウトドアでのご飯といえばカレーが一番人気かと思いますが、カレーに次いで人気のあるキャンプ飯がシチューです。飲み物かのように食べれるため、とても食べやすく食が進む一品で、子供にも好まれるキャンプ飯になります。また、たくさんの量を作ることができるので、人数が多くても安心ですし、おかわりをすることもできます。

今回はそんな人気キャンプ飯のシチューについて解説していきます

シチューは使う食材や調理方法で旨味が変わることも魅力の一つで、シチューを使ったアレンジメニューもあるのがキャンプ飯で人気な理由です。そこでここではそんな人気なキャンプ飯のシチューについて詳しく解説をしていきます。シチューのレシピやアレンジのメニューもご紹介しますので、ぜひ試してみてください。

なぜキャンプ飯でシチューが人気なのか?

キャンプ飯の中で定番メニューのシチューは、どの年代からも人気があります。お肉と野菜が取れ、クリーミーな味わいがあるため、とても食べやすく、また体が温まる一品です。ここでは、キャンプ飯の中でシチューが人気な理由を詳しく解説していきます。これを読むと皆さんも納得していただけ、さらにシチューのことが好きになります。

食材は同じでも入れるルーによって味が全然変わってくるから

シチューを作る時にシチューのルーを使うかと思いますが、今ではたくさんの食品メーカーさんがシチューのルーを販売しております。皆さんはシチューのルーは同じメーカーの物を使いますか?メーカーによってそれぞれ味が異なるため、使う食材や作り方が一緒でもルーを変えるだけで、違う味を楽しむことができます。鍋を2つ使い違うルーを入れて2種類の味をみんなで楽しむのも盛り上がります。いろんなルーを試してみてください。

ルーがなくても牛乳とバターがあれば簡単にできるので余った材料でも作りやすいから

チューはルーを使う人が大半かと思いますが、実はルーがなくても牛乳とバターがあれば誰でも簡単に作ることができます。キャンプで牛乳を持って行っても全部使えず、困ることはありませんか?持って帰るにも蓋がないためこぼれてしまうので、無理やり飲んだり、捨てる人もいるかもしれません。そんな時は余った牛乳にバターを加えてシチューを作れば朝食としても食べることができます。材料を無駄にせず、活用できるのもシチューのメリットです。

ダッチオーブンなどで時間もあまりかからずに大人数分の料理が可能だから

シチューは、ダッチオーブンを使って大人数分でもお手軽に作ることができます。ルーを一つ買えば何皿分も作れるため、人数が多くても安心です。またダッチオーブンは保温性に優れているので、長いこと温かい状態を保てます。もしシチューが余ったとしても次の日の朝ご飯として食べることができるので、忙しい朝からキャンプ飯を作る時間を省くこともできます。

せっかくのキャンプ飯の美味しいシチューだからこそ子供に野菜を食べさせたいから

子供は野菜が嫌いな子が多く、ご飯に野菜を出しても食べないですよね。特にアウトドアでお肉がたくさん出るようなキャンプ飯ですと好きなものばかり食べてるかと思います。キャンプ飯でもしっかりと栄養バランスは取りたいと思うものです。シチューですと、お肉も入っており、野菜も取れ栄養バランスがしっかりしています。またシチューは子供に人気があるので、自ら進んで野菜を食べてくれます。

あなたはビーフシチュー派?それともクリームシチュー派?

シチューには濃厚な味わいのあるビーフシチューとクリーミーな味わいのあるクリームシチューの2種類があります。どちらもそれぞれに魅力があり、好みや気分によりどちらにするか選ばれるかと思います。皆さんはビーフシチューとクリームシチューはどちら派ですか?ここではそれぞれの意見をご紹介していきます。どっちも好きになってしまうくらいそれぞれに良さがあります。

キャンプ飯でシチューを作るとなると気になってしまうこの派閥

ソロキャンプであれば自分の好みでビーフシチューにするかクリームシチューにするか決めれるかと思いますが、ファミリーキャンプや数人で行くキャンプなどであれば、みんなに意見を聞くかと思います。シチューを作る場合はビーフシチュー派とクリームシチュー派で分かれてしまう可能性もあります。どっちにするかみんなで話し合って決めるのも楽しいですが、鍋を2つ使ってそれぞれ作ることもできます。シチューは派閥も超えて楽しめます。

キャンプ飯のシチューはビーフシチュー派の意見

香りが高くコクがあるビーフシチューは、口に運ぶと深い味わいが口いっぱいに広がります。キャンプ飯のシチューではビーフシチューを選ぶ人は、ビーフシチューのどういうところを好んでいるのでしょうか。ビーフシチュー派の意見をまとめてみました。

煮込んだ牛肉がトロトロで美味しく、食欲がそそられます。また、赤ワインなどお酒に合うのも良いです。
ビーフシチューの方がご飯と合い、カレーライスのようにどんどん食べられるからビーフシチューの方が好きです。
口の中でとろける牛肉と野菜の旨味が凝縮されていて、香り高いコクのあるスープがとても好きだからです。

その他にもビーフシチューの良さはたくさんありますが、どの意見も納得ができますね。キャンプ場でビーフシチューの香りを漂わせ、至福の時間を過ごしましょう。

キャンプ飯のシチューはクリームシチュー派の意見

まろやかでホッと落ち着くクリームシチューは、キャンプの雰囲気にぴったりです。クリームシチューのどういうところに魅力があるのでしょうか。キャンプ飯のシチューでクリームシチューを選ぶ人の意見もまとめてみました。

クリームシチューは野菜だったり、魚介類、鶏肉、豚肉などアレンジがたくさんできるのが良くて、どの組み合わせも美味しいです。
牛乳のまろやかでクリーミーな舌触りと野菜の旨味が口の中に広がって心がホッと落ち着くから好きです。
クリームシチューの方が昔から馴染みがあるし、食べ飽きたとしても、グラタンやパスタなどアレンジのレパートリーが多く、違う料理で楽しむことができるから。

クリームシチュー派の意見も全て納得がいき、また違う楽しみ方ができますね。キャンプ飯でクリームシチューを食べてほっこり落ち着いた時間を過ごしましょう。

キャンプ飯のシチューに欠かせない調理食材といえば?

シチューを作るとき、いろんな食材を入れて楽しむことはできます。好みや気分に合わせて変えれますが、シチューに欠かせない食材ももちろんあります。ここではシチューに欠かせない食材について詳しく解説をしていきます。シチューを作るときは皆さんも使っていると思います。

玉ねぎ

玉ねぎはいろんな食べ物によく使われますが、シチューでも欠かせません。シャキッとした食感を残すこともできますし、とろけるような食感にすることもできます。玉ねぎは火を通すほど甘味が増すので、どれくらい煮込むかでも味わいが変わってきます。また、玉ねぎは食物繊維やビタミンCなど栄養価も高くあり、健康にも良い影響を与えます。

ジャガイモ

ジャガイモは子供も大人もみんなから親しまれている食材です。キャンプ飯でもよく使われ、調理方法によっても美味しさが変わってきます。シチューにジャガイモを入れることで、ジャガイモに味が染み込み美味しく仕上がります。ジャガイモには種類がいくつかあります。メークインは煮崩れしにくいジャガイモで、シチューのような煮込み料理に向いているので、ジャガイモを選ぶ際はメークインがおすすめです。

にんじん

にんじんは鮮やかなオレンジ色が特徴的な野菜で、シチューに入れることで見た目もよくなります。また、栄養価も高く視力や皮膚の健康をサポートしてくれ、免疫力を高める働きがあります。にんじんの独特な甘味と食感はシチューに深みを与えてくれます。にんじんが嫌いな子供は多くいますが、シチューに入れると食べやすくなるのでおすすめです。

お肉

シチューに入れるお肉は家庭によっても違うと思います。一般的にはビーフシチューには牛肉、クリームシチューには鶏肉が多いかと思います。シチューに向いているお肉は、筋肉質の筋が多い部位です。時間をかけて煮込むことで柔らかくなり、濃厚な旨味が溶け出してくれます。逆に脂が少ないお肉はパサついてしまいます。入れるお肉によって味も異なるので、いろんなお肉で試してみてください。

マッシュルーム

マッシュルームは風味がとても豊かで、独特な味わいを持っています。マッシュルームを入れることで、シチュー全体の味わいが引き立ち、よりコクが深くなります。また、他の野菜と違い噛みごたえがあるので、マッシュルームを入れることで、食感の違いが楽しめます。マッシュルームはスライスにしたものが売っているので、それを買えば切る時間を省くことができます。

ほうれん草

ほうれん草はシチューの彩に欠かせない食材で、にんじんと一緒に加えることで、格別に色鮮やかになります。ほうれん草はビタミン、カルシウム、食物繊維など栄養素が豊富に含まれており、免疫力の向上や消化を助ける役割を果たしてくれます。また、ほうれん草は腸内環境を整えてくれるので、便通を促進する効果もあります。

赤ワイン

赤ワインは、さまざまな果実の香りがあり、その香りと味わいがシチューと絶妙に調和し、料理全体の味を高めます。また、赤ワインを入れることで、酒精成分が食材の繊維をほぐし、お肉や野菜が柔らかくなります。赤ワインはアルコールになりますが、煮込むことでアルコール分が揮発されます。赤ワインを入れるだけで味わいが全く違うので、試してみてください。

アウトドアで美味しく作るためのコツやシチューの作り方を紹介

シチューについてやシチューに使う食材について詳しく解説をしてきましたが、ここからはクリームシチューとビーフシチューのレシピとおすすめアレンジメニューや作り方のコツをご紹介していきます。初心者の方でもお手軽に作ることができます。体を中から温めてくれ、胃腸の働きを促してくれるので、キャンプ飯でぜひ作ってみてください。

クリームシチューの基本レシピとおすすめアレンジ

クリームシチューは、牛乳のまろやかな味わいと舌触りがホッコリと体を癒してくれます。ここではクリームシチューの基本レシピとおすすめのアレンジメニューをご紹介していきます。クリームシチューが残った際にはぜひおすすめしたアレンジメニューを作ってみてください。

クリームシチューの基本レシピ

 

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  1. 鶏肉、ジャガイモ、にんじんは一口サイズに切り、玉ねぎはくし切りにします。
  2. ダッチオーブンに油をいれ、鶏肉を炒めます。
  3. 鶏肉に火が通ったら、玉ねぎ、ジャガイモ、にんじんを入れ炒めます。
  4. 野菜に火が通ったら水を加え、沸騰したらアクを取ります。
  5. 具材が柔らかくなるまで煮込んだら、冷凍ほうれん草を加えます。
  6. 火を止め、クリームシチューのルーを入れて溶かし、溶けたら再度煮込みます。
  7. とろみがつくまで煮込んだら、牛乳を入れてさらに5分ほど煮込んだら完成です。

おすすめアレンジ

余ったクリームシチューでグランタンを作ることができます。追加する材料はほとんどないため、荷物もそんなに増えません。クリームシチューで作るグラタンはまろやかでとても美味しいです。

  1. マカロニを表記通り茹でます。
  2. スキレットにクリームシチューを入れ、茹でたマカロニを加え塩胡椒で味を整えます。シチューが硬くなっていたら、牛乳でのばしてください。
  3. パラパラチーズをたっぷり乗せて蓋をしてチーズがとろけるまで焼いたら完成です。

ビーフシチューの基本レシピとおすすめアレンジ

ビーフシチューは濃厚なコクがあり、しっかりとした味が特徴的で、牛肉と野菜の旨味が溶け出し、ご飯にもパンにも合います。そんなビーフシチューの基本レシピとおすすめのアレンジメニューをご紹介します。

ビーフシチューの基本レシピ

 

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  1. ブロック牛肉、ジャガイモ、にんじんは一口サイズに切り、玉ねぎはくし切りに、マッシュルームはスライスにします。
  2. 牛肉は塩胡椒をふり、薄力粉を薄くまぶします。
  3. ダッチオーブンに油を入れ、牛肉を炒めます。
  4. 牛肉に火が通ったら切った野菜を入れて炒めます。
  5. 野菜に火が通ったら、水と赤ワインを加えて沸騰したらアクをとります。
  6. 野菜が柔らかくなるまで煮込んだら、火を止めてルーを入れ溶かし、溶けたら再度煮込みます。
  7. とろみがつくまでじっくり煮込んだら完成です。

おすすめアレンジ

ビーフシチューを使ったおすすめのアレンジメニューはボロネーゼ風のパスタです。ビーフシチューのコクがたっぷりあり、パスタに味がしっかりと絡まりとても美味しく仕上がります。

  1. パスタを表記通り茹でます。
  2. フライパンにビーフシチューをいれ火にかけケチャップ入れます。
  3. 混ぜ合わせたら茹でたパスタを入れて塩胡椒で味を整えたら完成です。

美味しく作るコツは焦がさないようにルーをしっかり混ぜること

シチューを美味しく作るためには焦がさずにしっかり混ぜることが大切です。焦がさないようにするのには、しっかり混ぜる以外にも火加減も重要になります。強火で熱しすぎると焦げやすくなるので、弱火でじっくりと煮込んでいきます。そうすることで野菜の旨味も溶け出しお肉も柔らかくなります。煮込んでいる間にゆっくりすることができますが、しっかりと混ぜてあげて美味しいシチューに仕上げてください。

キャンプ飯で人気のシチューの作り方からアレンジ方法まで徹底解説まとめ

ここまでシチューについて詳しく解説をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事の要点は、

  • キャンプ飯で定番のシチューが人気な理由
  • ビーフシチュー派とクリームシチュー派のそれぞれの意見
  • シチューに必須の食材7選
  • クリームシチューの基本的なレシピとアレンジメニューのレシピ
  • ビーフシチューの基本的なレシピとアレンジメニューのレシピ

ということです。シチューは体を中から温めてくれ、肌寒いキャンプでもホッと温まります。健康にも良く、簡単で失敗しにくいキャンプ飯になりますので、アレンジメニューを含めぜひキャンプ飯で作って楽しんでください。