キャンプ飯

初めてのキャンパー必見!キャンプ飯で定番のデザートや食材をわかりやすく解説

キャンプ飯といえば、やっぱり定番となる料理があることをご存じでしょうか?実際にキャンプ飯にもキャンプ初心者からベテランまで、多くの人が愛用するレシピや食材が存在します。定番になるほどのキャンプ飯ですから、作りやすかったり美味しかったり、見た目がインスタ映えするといった楽しい料理ばかりです。定番のキャンプ飯をいくつか知っているだけで、キャンプの楽しさが増すことは間違いありません。
そこでこの記事では、

  • 定番の絶品キャンプ飯に必要な食材ランキング
  • 手軽にできる定番の簡単キャンプ飯とは
  • 今回は何が主役?主役別のイチ押し定番キャンプ飯
  • 調理器具ごとの定番キャンプ飯を紹介

について詳しく解説していきます。この記事をお読みいただければ、簡単に作れるものから手の込んだものまで、バリエーション豊かな定番絶品キャンプ飯が作れるようになります。今よりもっと楽しいキャンプができるようになりますから、是非最後までお付き合いくださいね。

皆さんにとっての定番のキャンプ飯って何ですか?

キャンプを楽しむ人にとって、食事は欠かせない要素ですよね。キャンプの時に作って食べる料理、いわゆるキャンプ飯には特にその醍醐味があります。皆さんにとっての定番のキャンプ飯って何でしょうか?焼肉や鍋、カレーなど、定番メニューからアレンジレシピまで、さまざまなキャンプ飯が存在します。ここではその定番のキャンプ飯についてご紹介します。

キャンパーの数だけある自分自身の中の定番のキャンプ飯

大自然を満喫しながら美味しい食事を楽しむことができるキャンプ飯は、普段の生活では味わえないキャンプの醍醐味のうちの一つではないでしょうか?普段家で食べている料理でも、キャンプで食べるとまた違う美味しさがあります。そしてキャンプ場で食べるからこそ美味しく感じる料理もあるでしょう。キャンプを楽しむ人は、それぞれ自分の中の定番キャンプ飯があるものです。

大多数の人がこれは作ってる頻度が高い!というものがきっとあるはず

キャンプ飯は、調理の手間や環境の制限があるため普段家で作る料理とは違った工夫が必要です。そして先ほどの説明のように、定番のキャンプ飯はキャンパーの数だけあるものです。とはいえ、一般的にキャンプ飯は手軽に作れるものが多いはずですから、大多数の人が高い頻度で実際に作っている定番のキャンプ飯もあるはずです。

今回はそんな定番のキャンプ飯についてご紹介します

そこでここからは、キャンプ初心者からベテランまでどなたでも楽しめる人気の定番キャンプ飯を紹介していきます。次のキャンプで試してみたいと思える、定番の絶品キャンプ飯があるはずですからぜひ参考にしてみてください。

キャンプ飯に使う定番の食材ランキング

キャンプでは調理スペースや保存方法に制限があるため、使う食材にも注意が必要です。そこで、キャンプ飯によく使われる定番の食材をランキング形式で紹介します。これからキャンプに行く人や、キャンプ飯のレパートリーを増やしたい人にはぜひ参考にしてみてくださいね。

パンや麺などのメインとなる食材は抜いた定番ランキングとなっています

キャンプ飯のメイン材料とは別に、どの料理にも合わせやすいあったら嬉しい食材をランキング形式で紹介していきます。ここから紹介する食材をいつものキャンプ飯に加えるだけでも美味しくなったり、メインが一緒でもいつもと違うキャンプ飯になったりするものばかりですから、次回のキャンプ飯を考える際の参考にしてみてくださいね。

ランキング5位:じゃがいも

ジャガイモは、これがあればキャンプ飯に一品追加することができたり、いつものキャンプ飯が豪華になったりと使い勝手の良い食材の代表です。ジャガイモ単体でもメインを張れるほどの存在感もあり、ポテトサラダやフライドポテトなどのサイド料理にもなるあったら嬉しい使い勝手の良い食材です。

ランキング4位:ベーコン

ランキングの4位はベーコンです。朝食の一品というイメージが強い食材ですが、○○のベーコン巻きのように他の食材とも相性が良いのも特徴です。焼いて食べても美味しく、味が濃いためスープや煮込み料理などともよく合います。また、日持ちも良いのでキャンプに使う食材としてもピッタリです。

ランキング3位:トマト

トマトはそのまま食べても良し調理しても良しの万能食材です。カットしてサラダにするとキャンプ飯が豪華になりますし、煮込んでソースやスープにするのもおすすめです。また、缶詰のホールトマトなども使いやすいです。パスタや鶏肉の煮込みなどとも相性が良いですが、特にトマトとチーズの相性は抜群です。フライパンでニンニクをオリーブオイルで炒めたところに、厚切りのスライスにしたトマトにたっぷりとチーズをのせて焼くだけのトマトチーズステーキは簡単で美味しいので是非試してみてくださいね。

ランキング2位:玉ねぎやにんにくなどの香味野菜

キャンプ飯は、調理器具や食材が少ない方が持ち運びに便利です。そのため料理に使う食材もシンプルになっていく傾向がありますが、香味野菜があればキャンプ飯を一味も二味も美味しくできるのでおすすめです。塩こしょうなどの基本的な調味料で料理は十分美味しくなりますが、そこに香味野菜が加わることで味に深みや良い意味での複雑さを出すことができます。

ランキング1位:バター

定番キャンプ飯の食材ランキング1位はバターです。油の代わりにバターを使うことできれいな焼き色がついたり、香ばしい香りがついてワンランク上の料理に変化します。パンに塗ったりジャガイモに乗せたり、ご飯にバターを載せて醤油をかけるだけでも絶品料理になります。そして、さらにおすすめなのがパスタでもカレーでも、調理の最後にバターを加えると料理にコクと深みを付けることができます。これは料理にバターを加えて余熱で溶かしていくバターモンテという料理手法です。

材料も少なく調理工程もあまりない簡単な定番キャンプ飯

キャンプでの料理は普段の環境とは違うため、手間暇のかかるものは特に初心者の方には大変だと感じることもあるかもしれません。そこで、材料も少なく調理工程もあまりない、簡単な定番キャンプ飯を紹介します。手軽に作れるだけでなく、買い物や下準備も比較的簡単にできるので初心者の方にもおすすめです。

アヒージョ

アヒージョはスペイン南部の発祥と言われる料理で、にんにくとオリーブオイルで食材を煮込んだもののことを言います。一般的にシーフードが使われることが多いですが、実は鶏肉やベーコン、マッシュルームなども相性はよく入れる食材に特に決まりはありません。また、お酒との相性も良く見た目もオシャレなので、キャンプ場でのお酒のおつまみとしても抜群の一品です。キャンプでも簡単に作れる上に、パンと一緒に食べたり、ご飯と一緒に食べたり、いろいろな食べ方が楽しめるのでキャンプの定番料理の1つとして人気があります。

ステーキ

アウトドアでの豪快なステーキは、食欲を刺激するだけでなく焼いた肉の香りがキャンプの雰囲気を盛り上げてくれます。材料は、肉と塩こしょうくらいで、簡単に用意できます。コストコなどで大量に肉を購入しておけば、何度でも楽しめます。調理工程は、肉に塩・こしょうを振って熱いグリルやフライパンで焼くだけです。慣れてくれば好みの焼き加減に調整することも難しくはありません。また、焼きあがった肉にバターやガーリックを絡めたり、レモンやしょうゆを使って好みのソースを作れるようになると、さらに美味しく楽しめます。

カルソッツ

カルソッツは、スペインのカタルーニャ地方の郷土料理で日本ではあまりなじみがないかもしれません。長ネギに似た食材(玉ねぎの一種)を炭火で丸ごと焼いて、皮を剥いて中身を特製のロメスコソースというトマトベースのソースにつけて食べます。トロトロの中身と特性ソースがよく合うカルソッツは、長ネギを炭火で焼くだけなのでキャンプ飯にピッタリです。ロメスコソースを自分で作ることもできますが、市販されているものもあるので心配ありません。

焼きおにぎり

余ったご飯で色々アレンジできる焼きおにぎりは、キャンプ飯の中でも誰でもできる手軽さです。醤油を塗りながら、プライパンの上でおにぎりを焼いていくシンプルな焼きおにぎりも魅力的ですが、ひと手間加えるだけでさらに色々な味が楽しめます。例えば、BBQに使う焼き肉のタレをご飯に混ぜて握って作った焼きおにぎり。たまごを麺つゆで溶いてご飯に混ぜて作る焼きおにぎり。普通の焼きおにぎりの中にチーズを入れて焼いたチーズイン焼きおにぎりなど、アレンジ次第で何種類もの絶品キャンプ飯の完成です。

ご飯が主役の定番キャンプ飯

キャンプ飯の定番というと、おかずがメインでご飯は炊いただけになりがちです。大自然の中で食べる炊き立てご飯は、美味しいおかずと一緒に食べれば十分楽しめます。しかし、そのご飯にひと手間加えて主役にするメニューもとても人気があります。ここでは、そんなご飯が主役の定番キャンプ飯を紹介します。

パエリア

パエリアは誰もが知っている代表的なスペイン料理で、南部バレンシア地方の郷土料理です。様々な具材をオリーブオイルとサフランを加えて炊いた炊き込みご飯で、黄色いお米の上に乗ったボリュームたっぷりのシーフードを思い浮かべる人も多いでしょう。具材はシーフードや鶏肉、豚肉など好みに応じて選ぶことができ、色鮮やかで美味しそうな見た目も魅力的です。また、一度に大量に作ることができるため、ソロキャンはもとより二人以上や多人数でのキャンプ飯でも活躍します。調理の手順も比較的簡単で、具材を炒めた後スープを加えて煮込むだけで完成するので、キャンプ場で手軽に作ることができます。

炊き込みご飯

具材を入れて一緒に炊く炊き込みご飯は、野菜やお肉の旨味がご飯に染み込みとても美味しく食べられます。また、具材の種類を変えることで、無限のバリエーションを楽しむことができます。キャンプ場での炊き込みご飯の調理には火加減の調整が必要ですが、その分上手く炊けた時の感動はキャンプの楽しさをより一層感じることができます。

リゾット

リゾットはイタリア料理の代表的なお米料理で、キャンプ飯の定番メニューの1つです。キャンプ飯でリゾットを作る際には、あらかじめ野菜や肉、魚介類などの材料を刻んでおいてキャンプ場での手間をなるべく減らしておきましょう。作り方は鍋にお米を入れて炒めた後、お好みの具材を入れて煮込むだけ。少し味をしっかりさせたい場合は、固形コンソメを入れても良いでしょう。最後にチーズやバターを加えて味を整えれば完成です。リゾットは、シンプルな味付けのものからトマトソースを使ったトマトリゾット、海鮮たっぷりのシーフードリゾットなど様々なバリエーションが楽しめます。

チャーハン

キャンプ場で食べるチャーハンは、家庭で作るものとはまた違った雰囲気があります。材料もシンプルなので、キャンプに持ってきた食材のあまりものとご飯があれば簡単に作れます。また、市販のチャーハンの素を使えば、本格的な味わいも簡単に出すことができます。特にチューブタイプのチャーハンの素は、軽くてかさばらず持ち運びにも便利でおススメです。ご飯の量を増やせば二人分でも手間は変わらず作れます。

ガパオライス

ガパオライスは代表的なタイ料理で、ひき肉とバジルを一緒に甘辛く炒めたものをご飯の上にのせて食べます。具材は、鶏ひき肉、ニンニク、唐辛子、タマネギ、青パプリカ、バジルなどが一般的で、調味料は、ナンプラー、オイスターソース、醤油、砂糖などが使われます。簡単に作る場合は、材料を刻んでフライパンで炒めて、調味料を加えて炒めたものをご飯に乗せるだけです。熱々のご飯にのせることで香りが引き立ち、キャンプ飯でも本格的なタイ料理を味わって楽しむことができます。

大人も子供もみんな好きな定番キャンプ飯

キャンプといえば自然とともに過ごすアウトドア体験が醍醐味ですが、やはり美味しい食事も欠かせません。特に、大人も子供も楽しめる定番キャンプ飯は、キャンプをする人たちにとって必須のレシピの一つです。ここではそんな定番キャンプ飯をいくつかご紹介します。

カレー

キャンプ場での定番料理といえば、やはりカレーですよね。野菜や肉、スパイスなどを煮込んだ、あたたかくてスパイシーなルーがご飯とよく合います。キャンプ場でカレーを作る場合は、市販のカレールウやルーの素を使うと手軽に作れます。また、具材も好きなものを使えるので自分好みのカレーを作ることができます。大人も子供もみんな大好きな、キャンプ飯の定番中の定番メニューです。

お好みの食材でホットサンド

キャンプ場で調理する料理の中で、大人も子供もみんなが好きなのがホットサンドです。具材は自由自在、食パンに挟んでホットプレートや鉄板で焼くだけなのでとても簡単に作れます。お肉や野菜、チーズなど好みの食材を挟んでアレンジも自由自在です。これほどアレンジが効いて、子供も喜ぶキャンプ飯は他にありません。

焼き鳥

焼き鳥は、キャンプで人気の高い料理の一つです。焼き鳥用の串を用意し、鶏肉や野菜を切り串に刺します。あとは炭火やフライパンで焼き上げて、タレや塩で味付けをするだけ。コストコなどで売られている冷凍の焼き鳥なら、すでに串に刺さっているので解凍して焼くだけという手軽さです。遠火で10分も焼けば十分です。手軽に作れるうえ、子供から大人まで誰でも好きな味付けを楽しめるため、キャンプ飯の定番メニューとなっています。

焼きそば

一般的な材料は、豚肉、キャベツ、にんじん、もやし、玉ねぎ、ソース、塩・コショウ、油、そして麺などですが、野菜と肉と麺があれば特に食材にこだわる必要もなく簡単に作れます。市販の焼きそばにはソースの素も付属でついているため、簡単で失敗のない味付けができるのもおすすめの要因の一つです。食材の組み合わせは自由自在なので、こだわって自分好みの味の焼きそばを作っても楽しめます。焼きそばは材料も調理工程もシンプルで、大人も子供も楽しめる定番キャンプ飯のひとつです。

スペアリブ

スペアリブは豚肉の下の部分の肋骨から取られた肉で、柔らかくてジューシーな肉質が特徴です。キャンプ場などで手軽に調達できるため、キャンプ飯にはぴったりの食材です。スペアリブを調理する際には、バーベキューソースを塗って焼くだけ、または塩と胡椒だけでも十分美味しく仕上がります。また、見た目も肉の塊といったワイルド感があり、野外で食べるとより一層美味しく感じられるため子供から大人まで楽しめるメニューです。お子さんと一緒のキャンプならぜひ一度はスペアリブにも挑戦してみてください。

ダッチオーブンで作る定番キャンプ飯

ダッチオーブンは、キャンプで料理をする際に欠かせないアイテムの1つです。ダッチオーブ一つあれば、焼く、煮る、蒸す、揚げる、炊く、など何でもできます。そして密閉度が高く分厚い金属で作られているため無水調理ができるのも、ダッチオーブンならではの料理と言えます。そこでここからは、ダッチオーブンを使った定番キャンプ飯についてご紹介します。

ローストチキン

ダッチオーブンなら、普通のキャンプでは不可能なオーブンを使った料理も作ることができます。そのためダッチオーブンで作るローストチキンは、キャンプ飯にぴったりの定番メニューの一つです。作り方は鶏肉に下味をつけ、野菜やハーブと一緒にダッチオーブンに入れて火を通します。ジューシーな鶏肉と香り高い野菜が一緒になった、豪華で美味しく見た目も楽しい一品です。また、余った鶏肉をサンドイッチの具材としても使えるため、食材のムダもありません。ダッチオーブンでローストチキンを作って、キャンプの食卓を豪華にしてみましょう。

ローストビーフ

ローストビーフは、ダッチオーブンで作るのにとても適した料理です。ダッチオーブンを使えば、外側はカリッと焼き上げられながら、中は柔らかくジューシーに仕上げることができます。大きな肉の塊と、スライスしたときに溢れる肉汁やピンク色の断面はとても食欲をそそります。一般的な材料としては、牛肉の塊、オリーブオイル、塩こしょう、ローズマリー。作り方は、まずダッチオーブンを火にかけ、中にオリーブオイルを注ぎます。その後、肉の塊に塩こしょう、ローズマリーをまぶし、ダッチオーブンの中に入れます。ダッチオーブンの蓋をして、肉の内部温度が適切になるまでローストします。肉を取り出したら、10分〜15分程度休ませてから薄くスライスして食べます。。

ポトフ

ポトフは、ダッチオーブンで作るのに最適な定番のキャンプ飯です。具材としては、野菜や肉、豆などを使ってじっくりと煮込むだけ。作り方は簡単で、ダッチオーブンに具材を入れて、適量の水を加えたら蓋をして火にかけ沸騰したら中火にして煮込むだけです。固形コンソメを入れれば深みのあるコクも楽しめます。普通の鍋でもできますが、ダッチオーブンで煮込むことで野菜や肉の旨味がより一層しっかりと出てとても美味しく仕上がります。火加減や煮込む時間は、具材や好みによって調整することができます。野菜や肉が柔らかくなったら、ポトフの完成です。

フライパン一つでできるオリーブオイルを使った定番キャンプ飯

キャンプ場で料理をする時手軽に調理できる料理はありがたく、フライパン一つで作れるワンパン料理はキャンプ飯の強い味方です。そして料理の質を上げるためには、サラダ油などの代わりにオリーブオイルを使うのが一番です。オリーブオイルを使ったワンパン料理の定番キャンプ飯は、手軽に作れる上に美味しくてキャンパーたちからとても人気があります。

タンドリーチキン

タンドリーチキンは、鶏肉をヨーグルトと香辛料で漬け込んだ鶏肉を、タンドールと呼ばれる窯で焼いたインド料理です。ヨーグルトの程よい酸味とまろやかさ、そしてスパイシーなカレー風味が合わさった子供から大人まで楽しめる料理です。まず鶏もも肉をフォークなどで刺して穴をあけ、一口大にカットして塩こしょうを適量かけます。鶏もも肉2枚程度であれば、無糖ヨーグルト大さじ3、ケチャップを大さじ2、にんにく、ショウガのチューブ、カレー粉を各大さじ1を混ぜ合わせたものにカットした鶏肉を入れ冷蔵庫で半日から1日ほど漬け込みます。ここまでの下準備はキャンプ前日にしておきましょう。フライパンにオリーブオイルを引き、漬け込んだ鶏肉を皮目から焼いていきます。焼き色が付いたらひっくり返して中火でじっくりと火が通るまで焼きます。

ペペロンチーノ

パスタの中でも人気の高いペペロンチーノも、キャンプ場ではオシャレで美味しい簡単キャンプ飯です。ペペロンチーノの材料は、ニンニク、唐辛子、オリーブオイルだけ。好きな野菜やお肉を加えてのアレンジもおすすめです。しかも鍋を使わずワンパンで作ることも可能です。まずはフライパンに水と塩を入れて沸騰させ、パスタを入れて茹で時間の1~2分前になったら中火で水分を飛ばします。水分がが3分の1くらいまで減ったらすべての具材を加えて炒め、最後に塩こしょうで味を調えたら完成です。調理時間も10分ほどで済むため、とてもお手軽にできる料理です。

スペイン風オムレツ

スペインでは「トルティージャ」と呼ばれるスペイン風オムレツは、フライパン一つで簡単に作れる定番のキャンプ飯の一つです。材料は、じゃがいも、玉ねぎ、卵、オリーブオイル、塩、こしょうだけ。まず、フライパンにオリーブオイルを熱し、薄くスライスしたじゃがいもと玉ねぎを炒め塩こしょうで味付けをします。じゃがいもがやわらかくなったら卵を溶き入れ、2分ほど強火で焼いたらあとは蓋をして弱火でじっくり蒸し焼きにします。最後に、フライパンをひっくり返して裏側もこんがり焼いていきましょう。あとは、食べやすい大きさにカットすればできあがりです。手軽に作れる上に食材のバリエーションも豊富なので、キャンプ飯の定番としてぜひ試してみてはいかがでしょうか?

スキレットを使ったデザート系定番キャンプ飯

キャンプで食べるデザートは、できたものを買っていくよりも自分で作った方が大人も子供も楽しめるので定番の食べ物となっています。特にスキレットを使ったデザートは、簡単に作ることができ美味しく仕上がるので人気があります。キャンプ場でのもう一つの食の楽しみとして、スキレットを使ったデザート作りに挑戦してみましょう。

スモア

スモアは、アメリカ発祥のキャンプファイヤーで定番デザートです。クラッカーにチョコレートと焼き立てのマシュマロをサンドして食べるデザートで、美味しすぎてsome more(おかわり)が止まらずそれが縮んでスモアという名前になったとか。ワンパンキャンプ飯でスモアを作るときは、スキレットでチョコレートとマシュマロいれて中火にして蓋をして加熱し、中身が溶けてきたらクラッカーですくい上げてサンドすれば完成です。外側のクラッカーの食感と、中のマシュマロとチョコレートがとろけ合った絶品のデザートです。

焼きリンゴ

焼きリンゴはスキレットで簡単に作れる、定番キャンプデザートの一つです。まずはリンゴを薄くスライスし、スキレットにバターを入れて加熱します。スライスしたリンゴをスキレットに敷き詰め焼き色が付くまで焼いたら、水と砂糖を適量入れてグツグツ煮込み水分が飛んだら完成です。お好みで最後にシナモンパウダーをかけるとおいしさアップです。材料も少なく調理工程も簡単、そして何より美味しいので是非試してみてくださいね。

スキレットケーキ

スキレットを使って作るケーキをスキレットケーキと言いますが、ここではキャンプ場でも簡単にできるスキレットパンケーキを紹介します。まずヨーグルト40gと牛乳80ccと卵を混ぜます。そこにホットケーキミックス150gを加えて混ぜたら生地は出来上がりです。ヨーグルトを加えることでふわふわパンケーキができますよ。生地ができたらスキレットにバターを入れて火にかけ、生地を入れて焦げないように超弱火にして蓋をします。片面に焼き色が付いたらひっくり返して蓋をします。焼きあがったらバターやシロップ、お好みでフルーツやアイスをのせたら完成です。

フレンチトースト

厚めにスライスしたフランスパンを、卵と牛乳と砂糖をよく混ぜ合わせて作った卵液に浸してスキレットで焼き上げ、メープルシロップやホイップクリームなどをトッピングして楽しむことができます。シンプルな材料で作れるため、キャンプ場で手軽に作ることができる人気のメニューです。また、季節のフルーツを加えたり、シナモンやナツメグを加えるなどアレンジも自由自在です。

定番のキャンプ飯のレシピを見ても同じものはできない

レシピ通り作れば失敗はなく、ブログや動画で見た定番のキャンプ飯ができるとは限りません。特に料理は調味料などの分量が「適量」であることが多いことや、使っている道具や食材も全く同じものではないからです。自分の体調によっても変わってくるので、汗をたくさん書く夏なら塩は小さじ1から大さじ1にに変えるなどの工夫も必要です。

キャンプ地の気温や天候によって完成時間なども少しずつ変化するキャンプ飯

キャンプ料理を作るキャンプ飯は、自宅での料理とは異なりアウトドアでの環境に合わせた調理が必要です。特にキャンプ地の気温や天候によって食材の調理時間や火加減が変化するため、同じレシピを使っても完成時間や味わいが少しずつ異なります。寒い季節には火力を強めに調整した方がよく、暑い季節には火力を弱めにして余熱で調理する方がよいでしょう。また、雨天時には風除けや雨除けの対策が必要です。これらのアウトドアでの調理のコツを把握し、現地の状況に合わせてレシピをアレンジすることがキャンプ飯の成功のポイントです。

料理の小さじや大さじなどはあくまで目安!自分自身の適量で美味しいキャンプ飯を食べるのが一番

キャンプ飯のレシピには一般的に材料の分量が記載されていますが、その分量はあくまで目安です。初めて作る料理はレシピ通りに作ることをおすすめしますが、二度目からは自分自身の適量を見極め自分好みにアレンジして調理してみましょう。キャンプ飯は自分で調理して食べることが多いため、好きな調味料の分量を小さじから大さじにしてみたりと自分好みにアレンジすることでより美味しい食事を楽しむことができます。

どんどんキャンプに慣れていき自分自身の作り方を見出そう!

キャンプ飯は環境や材料、道具など多くの要素が絡み合ってできていきますから、レシピ通りに作っても思ったような結果にならないこともあります。しかし、キャンプに慣れてくると、自分なりの工夫やアレンジをすることができるようになります。ただの缶詰も、アレンジ次第で絶品料理になりますよ。とにかくキャンプ飯は慣れればなれるほどキャンプに行くたびに新しい発見やアイデアが生まれ、料理のバリエーションが広がっていくこともよくあります。キャンプ飯は自分自身のアイデアやセンスを生かすことができるようになると、さらに楽しくなっていきます。

初めてのキャンパー必見!キャンプ飯で定番のデザートや食材をわかりやすく解説まとめ

ここまでキャンプ飯の定番料理について詳しく解説してきましたがいかがだったでしょうか。
この記事の要点は、

  • バターや香味野菜などの定番食材で美味しさがアップする
  • キャンプ場ではシンプルな調理器具と食材が基本
  • ごはんが主役のキャンプ飯はパエリアやリゾットが定番
  • フライパン、スキレット、ダッチオーブンを使った絶品キャンプ飯

ということです。この記事が皆さんにとって、キャンプ飯の定番料理に関する興味や疑問に対する解決の一助になれば幸いです。最後までお付き合いいただきまして本当にありがとうございました。