キャンプアイテム

キャンプで使える100均の調味料入れの価格からスペックまで徹底解説

とどまるところを知らない近年のキャンプブーム。
アウトドア専門店はもとより、雑貨店や100均でも、キャンプグッズブースが大きく設置されていることも珍しくなくなってきました。

キャンプでの大きな楽しみのひとつといえば、食事ですよね。その食事を手軽においしく仕上げるのに欠かせないのが、調味料です。少し加えるだけで食事がぐんと美味しくなります。しかし、何かと荷物のかさばるキャンプ。できれば極力荷物を増やしたくありません。調味料は、必要量だけコンパクトに持って行きたいところです。

そこで、今回は、

  • キャンプ用調味料入れは100均で揃えられること
  • キャンプ用調味料入れを販売している100均について
  • 100均のキャンプ用調味料入れのタイプと入れられるもの
  • 100均のキャンプ用調味料入れが人気の理由

について紹介していきます。

この記事を読んでいただくと、100均でご自身の好みや用途にあったキャンプ用調味料入れを手に入れることができるようになります。ぜひ最後までお付き合いください。

キャンプの調味料入れは100均で揃える時代

キャンプは、一昔前のように、一部の人の大がかりなレジャーではなく、気軽にだれもが楽しめる時代になりました。
手軽に買い物ができる100均においても、昨今のキャンプグッズの充実は目を見張るものがあります。キャンプ用の調味料入れも100均で問題なく手に入れることができます。100円とは信じられないような品質のよいものもたくさん展開されています。

キャンプグッズに年々力を入れている100均

どの100均でも、近年キャンプグッズの開発・販売に力を入れています。キャンプ利用を想定して作られた商品も少なくありません。

100均の中でもキャンプの調味料入れが優秀と話題に

そのような中でも、100均のキャンプ用の調味料入れが使えると、各メディアやSNS上で取り上げられているのを見聞きしたことはないでしょうか。

今回はそんな100均で売っているキャンプ用調味料入れを徹底解説していきます

そこで、今回は、さまざまま角度から、100均のキャンプ用調味料入れについて詳しく解説していきます。

キャンプ用調味料入れを販売している100均はどこ?

100均と一概にいっても、企業理念やそれに伴う商品展開の傾向が異なります。
こちらでは、100均企業の大手3社「ダイソー」「セリア」「キャンドゥ」の調味料入れのそれぞれの特徴を順番に紹介していきます。

ダイソー

100均最大手のダイソー。商品の充実度であればダイソーに敵うところはありません。ダイソーは、月に1000個前後の新商品を開発しています。最近は、100円商品にとどまらず、より品質の高いものを提供しようと高価格帯のアイテムを増やしていることも特徴です。

そのダイソーの中でも、SNSで特に話題となっているキャンプ用調味料入れは、瓶タイプの調味料入れです。ガラス瓶に木の木製のふたがついており、見た目がおしゃれな点が支持されています。2個入り100円とお得感のある点も見逃せません。

シーズニングポットもおすすめで、20mlの容器が3つ入りで100円です。ソロキャンプやデュオキャンプのように人数が少ないキャンプで作る食事であれば、20mlという量の調味料は必要量に足りることも多いでしょう。20mlの容器は重たくならずかさばらず、重宝する存在といえます。

また、機能を重視したり、使い捨て利用をしたい場合、お弁当の容器やタレ瓶も役に立ちます。このような容器やタレ瓶は、おしゃれとはいいがたい面がありますが、液漏れしにくいよう機能的に作られていますし、使い捨てしやすい点で利点があります。何よりたくさん入って100円と価格も安価です。タレ瓶も3ml程度のものから10mlを超えるものまで容量のラインナップが豊富で、使い分けがしやすいです。
ご自身の使用目的が、おしゃれよりも機能性にある場合は、このようなものの使用も検討するとよいでしょう。

セリア

100均の中で、デザイン性に優れていておしゃれアイテムが多いといわれているのがセリアです。セリアは、100円というわかりやすさを伝えることを企業理念として大事にしているため、店内の商品はわかりやすくすべて100円均一です。

キャンプ用の調味料入れとしてSNS上で人気を博しているのが、セリアのシーズニングボトルです。実際にキャンプで使用した人からも、液漏れしないと評判です。軽くて収納しやすいこと、15ml、30ml、60ml、125mlとサイズ展開が豊富なことも高いポイントとして挙げられます。

セリアにあるコンパクトスパイスボトルという商品も人気です。塩こしょうやスパイスなどの粉末類を持ち運ぶことを想定した商品です。その名のとおりコンパクトで、また、蓋は六角形の形が取られており、転がりにくい設計となっている点も評価が高いです。

セリアでは、従来から商品としてあったオイルボトルに新たにSサイズが発売されたりと、持ち運びニーズに対応したサイズが増えている点も、キャンパーにはありがたいですね。

また、セリアのフリーザーバッグは、密閉性が高く液漏れしにくいと評判で、キャンプに持ち運ぶ調味料入れとしても使うことができます。

キャンドゥ

キャンドゥは、日用品、生活雑貨の展開に力を入れている100均です。

キャンプ用調味料としておすすめなのは、ガラスの容器に蓋がステンレス製の調味料入れです。シンプルでセンスがいいデザインだと評判です。容器が透明のため、中身や量が一目でぱっとわかるのもいいですね。

3穴調味料入れもおすすめです。穴が小さいものから大きなものまで3種類あり、ふたを回転させることで、好みの穴に合わせることができ、必要な量を出しやすいのが特徴です。100mlとやや容量が大きいため、人数の多いファミリーキャンプなどへの持参によいでしょう。ボトルの形は四角くて安定感があります。また、透明なので中身がわかる点も重宝するポイントです。

また、キャンドゥでは、液体調味料入れもおすすめです。60mlの容器が3つ入って100円と安価です。液漏れしにくい設計のため、安心して持ち運ぶことができます。

100均のキャンプ用調味料入れのタイプは?

次は、100均の調味料入れをタイプ別にわけて紹介していきます。また、それぞれのタイプごとの利点や注意点を解説します。

プラスチックタイプ

プラスティックタイプの調味料入れは、商品展開も充実しており、軽くて割れない点が利点です。一方、軽いため、風などに飛ばされやすく、野外で使用する際は管理に注意が必要です。
また、食品の匂いが移りやすいため、スパイス類やカレー粉など匂いの強いものの保存は避けた方がいいでしょう。また、色移りもしやすく落ちにくいため、これらの点への注意が必要です。
プラスティックタイプの容器は、シリーズもので売られていることも多いです。同じシリーズの調味料入れで複数揃えると、積み重ねや連結して収納することも可能です。このような持ち運びに便利な機能も積極的に取り入れていきたいですね。

瓶タイプ

瓶タイプの調味料入れは、密閉性が高く、湿気を嫌う塩や砂糖、スパイス・ハーブ類などの保存に向いています。また、液漏れに注意すれば、油や醤油などの液体調味料を入れることにも適しています。
瓶は比較的汚れが落ちやすく、洗って何度も使える点が利点です。環境に優しい商品といえます。透明で中身が見えてわかりやすい点もよいですね。おしゃれにも見えます。
ただし、瓶は、重いことが欠点で、多くを持ち運ぶのはキャンプには不向きです。また、衝撃が加わると割れる恐れがあるため、取り扱いには注意が必要です。タオルやクッション性の高いものにくるんで持ち運びましょう。

ジップロックタイプ

ジップロックとは、ファスナーつきのプラスティック製食品保存袋です。
密閉性が高い点が利点です。粉末の保存はもちろん、漏れないようしっかりとチャックを閉めれば、液体調味料を入れることも可能です。かさばらずに持ち運べる点が利点です。使い切り後は、使い捨てできる点も便利です。
一般的に、ジップロック袋は、チャックが二重にあるもの、そして、厚みが0.07ミリ以上あるものが密閉性が高いといわれていますので、参考に選びましょう。また、液漏れが心配な場合は、念のために袋を二重に利用するなどの対応をしましょう。

ボトルタイプ

ボトルとは、プラスティックやガラス製の瓶型の容器です。
塩や砂糖などの粉末調味料、油、醤油、酢などの液体調味料のどちらを入れることにも適しています。ボトルタイプは手に入りやすく、持ち運びがしやすいことが利点です。
ただし、液体調味料を入れるときは、液漏れしない設計であるか気をつける必要があります。
また、ボトルの口の形状や大きさにより、調味量を注げる量が変わってきます。一気に多量が出ることのないように、また、逆に、少しずつしか出てこなくてストレスを感じることもないように、口の形状や大きさには注意して選びましょう。
ボトルの口が狭いものは、使用後に洗いにくいという欠点もあります。口が狭いボトルには、油やマヨネーズといった、しっかり洗う必要がある調味料を入れることは避けた方がいいでしょう。

100均には、アイデア商品も多く展開されています。
例えば、ミストタイプ、スプレータイプの容器です。このような容器に油を入れると油が噴射状に出てくるため、フライパンに油を少量敷きたい場合などに便利です。
また、容器に印字されているくぼみを押すだけで、約大さじ1杯または約小さじ1杯分の調味料が出てくるという設計の容器もあります。
このような便利機能のある容器も適宜取り入れながら、おいしいキャンプ飯を楽しみたいものですね。

100均のキャンプ用調味料入れはどんなものが入れられるの?

ところで、ご自身がキャンプで何を楽しみたいのか、どんな料理を作ってどんな風に食べたいのか、それをはっきり思い描くことで必要な調味料は自ずと決まってきます。
釣りとあわせてキャンプを楽しむ方は、キャンプ飯には、釣った魚を焼いて食べたいでしょう。こだわりの天然塩やハーブソルトなどをふりかけて炭火で焼き上げたいですね。魚を洋風料理に仕上げたい場合は、オリーオイルやバター、にんにく、ハーブ類も欲しくなるでしょう。
バーベキューを楽しみたい方は、肉を漬け込む漬け込み調味液が必要になるでしょうし、鉄板で焼きそばを作りたい人は、油と焼きそばソース、青のりの持参が欠かせません。汁物を足したければ、味噌やコンソメ類も必要になるでしょう。

それぞれ必要な調味料が明確になったところで、用途に合う調味料入れを選びましょう。
ここまでの解説で、キャンプ用調味料入れは100均で手に入れられることがわかりました。それでは、100均のキャンプ用調味料入れには、具体的にどのようなものが入れられるのでしょうか。

液体

なたね油、オリーブオイル、ごま油、醤油、みりん、酒、酢、ドレッシング、焼き肉のたれ、めんつゆなど・・・さまざまな液体調味料を入れることができます。液体調味料を入れるときには、何よりも液漏れしない設計の容器を選ぶことが大切です。

調味料

塩、砂糖、コンソメ、スパイス・ハーブ類、カレー粉といった粉末調味料も入れることができます。
マヨネースやケチャップ、マスタード、バター、味噌、チューブ入りにんにく・しょうがといった、半液体・半固体タイプの調味料も入れることができます。これらを綺麗に使い切りたい場合は、あわせてスプーンやへらなども持参するとよいでしょう。

ふりかけ

ふりかけやごま、青のり、かつおぶしなども入れることができます。これらがあると、料理の味や食感のアクセントになりますね。
ほかにも、調味料入れには、コーヒー豆をひいたものや紅茶の茶葉も入れることができます。食後のコーヒータイムに、翌朝の目覚めに、いつもの味が楽しめるのはたまらないですね。

100均のキャンプ用調味料入れが人気の理由は?

では、なぜ今、100均のキャンプ用調味料入れがこれほどまでに注目され、人気を博しているのでしょうか。

サイズもコンパクトで持ち運びに便利だから

100均で売られている調味料入れは、15ml、30mlなどとソロキャンプやデュオキャンプに適した非常にコンパクトなサイズから売られています。コンパクトサイズで必要量のみを持ち運べることは、荷物がかさばりがちなキャンプでキャンパーにとって非常にありがたいことです。

価格が安いから

100均は、消費税込みでも110円。アウトドアブランドなどで揃えるよりもずっと安価です。最近は、100均でも100円以上の高価格帯のアイテムも取りそろえられていますが、それでもお値段以上の価値を感じるものが多く、安価といえます。
キャンプには、現実問題としてお金がかかります。テントやバーベキューセット、テーブルにチェアにランタンの用意・・・。一度購入しても買い換えが必要になるときもきます。それに現地までの交通費や食材購入費・・・。そのような中、キャンプ小物は、できるだけ安価に揃えたいものです。100均で調味料入れが買えることは、多くの人の望みといえるのではないでしょうか。

100均の中で収納するケースも別で売っているから

何をどこに置いたかわからなくなりがちなキャンプ。調味料は調味料で一式まとめておくとと、いざ使うときに余計な捜しものが不要になり、安心です。そのために必要な収納ケースまでが100均で揃います。サイズが合うクリアケースやコンテナを見つけて購入するのも楽しいものですね。
また、100均には、キャンプ用調味料入れを想定した収納ケースも売られています。
たとえば、ダイソーでは調味用ボトルの収納ポーチが販売されています。価格は100円ではなく高価格帯のアイテムでありますが、中に収納できる60mlのボトルが6つもついています。また、ボトルを固定するベルトがあり、ずれない設計がされています。これひとつ購入すれば、調味料類を安心して安全に持ち運べるようになります。お値段以上といえるのではないでしょうか。

100均は、日本全国に展開されており、比較的多くの人にとって身近な場所に存在するお店といえるでしょう。気軽に出向けて、現物を手に取って確かめて買うことができます。アウトドア専門店より敷居が低く、ネットショップでは不可能な、現物を手に取って確認できるという点においてありがたい購入先といえます。

キャンプで使える100均の調味料入れの価格からスペックまで徹底解説まとめ

いかがでしたか。

この記事では、

  • キャンプ用調味料入れは、100均で安価に購入できること
  • キャンプ用調味料入れは、さまざまな100均で販売されていること
  • キャンプ用調味料入れのタイプには、多種多様なものがあり入れられるものもバリエーション豊富なこと
  • 100均のキャンプ用調味料入れは、機能性に優れている上に安価であり人気なこと

を紹介してきました。
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