キャンプ飯

缶詰で作る絶品キャンプ飯の作り方や人気の秘訣を徹底解説

キャンプ飯の中でも缶詰を使った料理は、もはや定番と言っていいほど定着してきています。キャンプやアウトドアでの食事は、美味しいのはもちろんの事できるだけ荷物にならずに手間もかからない簡単にできる料理が求められます。それを踏まえると、缶詰を使ったキャンプ飯はまさにキャンプにピッタリの選択肢です。最近の缶詰はクオリティが高いだけでなく、種類も多いため簡単に作れる絶品キャンプ飯が数多くあります。
そこでこの記事では、

  • 缶詰を使ったキャンプ飯が人気の理由とは?
  • 温めるだけ、ひと手間加えるだけで美味しい人気の缶詰を紹介
  • 缶詰がメインの料理になる絶品キャンプ飯のレシピを解説

について詳しく解説していきます。この記事をお読みいただければ、バラエティ豊富な缶詰を使った絶品キャンプ飯がたくさん作れるようになりますから是非最後までお付き合いくださいね。

近年目覚ましい成長を遂げている缶詰

かつては非常食や保存食として使われることが一般的だった缶詰も、最近ではさまざまな食材が豊富にラインナップされており、野菜や肉、魚介類など、幅広いバリエーションが存在します。そしてその便利さや美味しさは、以前と比べると驚くほど成長しています。

時代が進むごとに味や保存性がどんどんと成長している缶詰

時代が進むごとに食品の保存技術や加工方法が進化し、缶詰の味や保存性もどんどんと向上しています。かつては風味や食感が失われがちだった缶詰も、最新の技術によって驚くほどの進化を遂げています。今では野菜の鮮度や肉のジューシーさ、魚介類の旨味など、そのままの美味しさを持ちながら、長期保存が可能な缶詰が数多く登場しています。また、添加物や保存料の使用を抑えた健康志向の商品も増えており、安心して食べることができるのも魅力の一つです。食材の鮮度や栄養価を大切にしながら手軽に美味しい料理を楽しむことができるので、忙しい日常やキャンプでの料理にまさにピッタリの食材です。

手軽に時短料理になるということでキャンプ飯に缶詰がよく使われることも

手軽でしかも調理時間を節約できるという点から、缶詰はキャンプ飯の強い味方として人気を集めています。アウトドアでの料理は限られたスペースと時間の中で行われることが多く、手軽さと時短性は大きな魅力です。缶詰は既に調理済みで長期保存も可能なため、キャンプ場や野外での料理に最適です。さらに、様々な種類の缶詰が市場に存在し、野菜や魚介類、肉などの豊富なバリエーションから選ぶことができます。具材の種類によっては旨味や風味が凝縮されており、独自の味わいを楽しむことができます。手軽さと美味しさを兼ね備えた缶詰は、アウトドアでのキャンプ飯において重宝される存在です。

今回はそんな缶詰を使ったキャンプ飯をご紹介していきます

近年、缶詰はその進化と多様性によって注目を浴びています。手軽さや長期保存が可能なだけでなく、様々な具材や味付けがなされることからキャンプ飯においても積極的に活用されています。そこで今回は、缶詰を使った美味しいキャンプ飯のレシピをご紹介します。バリエーション豊富な缶詰を、それぞれの魅力を最大限に引き出しアウトドアでの食事をより楽しく豪華なものにしてみましょう。

キャンプ飯を作る際の缶詰の使い方

キャンプ飯を楽しむ際、缶詰は非常に便利な調理アイテムとなります。その使い方次第で、手軽に美味しい料理を作ることができます。そこでここからは、キャンプ場での缶詰の使い方についてご紹介します。アウトドアでの料理を手軽に楽しみたい方や、調理時間を短縮したい方にぴったりのアイデアが盛りだくさんです。

アウトドアでは様々な缶詰の使い方をする人たちがいます

キャンプ飯を作る際、缶詰はアウトドア愛好家たちの間で様々な使い方がされています。調理の手間を省きながら、美味しいキャンプ飯を堪能するため工夫を凝らしたアイデアがたくさんあります。缶詰はその手軽さと多様な種類が魅力であり、アウトドアでの食事を豊かに彩る一助となっています。ここではそんなアウトドアでの缶詰の使い方を紹介します。様々な料理のレパートリーやアウトドアでの楽しみ方を広げるためのアイデアが詰まっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

おつまみ系缶詰をそのまま食べる

アウトドアでの食事は手軽さや簡便さが求められることが多く、おつまみ系の缶詰はそのまま食べるだけで手軽に楽しめる点が魅力です。最近の缶詰には、おつまみとして人気の食材を使って料理したものも数多くあります。缶詰を開けるだけでおいしいおつまみが食べられますし、食材の保存性も高いためアウトドアでの食材選びの一つとして重宝されています。アレンジや調理の必要もなく、種類も豊富なため飽きることなく楽しめます。

料理の食材や具材として使う

キャンプ飯を作る際の缶詰の使い方の一つとして、料理の食材や具材として活用する方法があります。缶詰は長期保存が可能であり、様々な食材や具材が詰められているためキャンプ飯の材料として重宝されています。野菜、肉、魚介類など、さまざまな種類の食材が缶詰に入っており、そのまま料理に使用することができます。缶詰の中には既に調味料が入っているものもあり、調味料を追加する必要がないため手軽に美味しい料理が作れます。キャンプ場での調理スペースや調理器具が限られている場合でも、缶詰を使うことで簡単かつバラエティ豊かな料理を楽しむことができます。

ツナ缶の油はお湯を沸かすために使う人も

キャンプ飯を作る際の缶詰の使い方の一つとして、ツナ缶の油をお湯を沸かすために使う方法があります。ツナ缶にはオイルが入っていて、このオイルは調理に利用することができます。具体的にはツナ缶の蓋を開け、ティッシュを丸めてツナの上に置きます。ツナ缶の油をティッシュが吸ってきたら、マッチやライターなどで火をつけるとランプのように火がともり続けます。これの火を利用してお湯を沸かすこともできますし、ランプの代わりにもなります。そしてもちろんツナを食べることもできますので無駄がありません。ツナ缶のオイルは燃えやすく、お湯を沸かすことができるため火力の制限がある状況でも効果的です。

お好みで湯煎して食べる

缶詰の中には温めて食べることでより美味しさが引き立つものもあり、湯煎で温めて食べるという方法があります。湯煎とは、直接食材をお湯に入れて茹でるのではなく、袋や缶詰に入れたままお湯で温める調理法です。湯煎によって食材の温まり具合を調節することもできますから、温度を調整し自分の好みに合わせた温かさにして缶詰を食べることができます。湯煎は缶詰のまま食材を温めるのに最も適した加熱方法の一つです。キャンプ飯は手軽さや早さも重要ですが、美味しさも追求したいものです。缶詰を湯煎して食べることで、キャンプ飯をより楽しく豊かなものにしてみてください。

直火で温めて食べるこれはNGなので注意しましょう!

キャンプ飯を作る際の缶詰の使い方には様々な方法がありますが、中には注意が必要な点も存在します。特に、直火で缶詰を温めて食べる方法はNGですので注意してください。なぜNGなのかというと、缶詰の内側に施されているコーティングが溶けてしまい身体に有害な物質となる可能性が否めないためです。また、蓋を開けずに缶詰を直火にかけると、缶が破裂して大けがをする恐れがあります。さらに、蓋を開けた瞬間中身が噴き出して火傷する恐れもあります。以上の理由から、缶詰を温める場合は直火にかけないよう注意し、安全で適切な調理方法を選んでください。

なぜこんなにもキャンプ飯に缶詰が使われているのでしょうか?

アウトドアでの楽しみの一つがキャンプ飯ですが、その中でも缶詰は非常に人気があります。その理由は何でしょうか?実は、缶詰がキャンプ飯に適している理由はいくつかあります。ここではその理由の代表的なものを詳しく解説していきます。

常温保存が効くから

キャンプ飯において、缶詰は非常に便利な食材として重宝されています。その理由の一つが、缶詰が常温保存が効くという特性にあります。キャンプ場やアウトドア環境では、冷蔵設備が限られていたり、氷やクーラーボックスの使用が必須の食材もありま。そのため、生鮮食品の保存には大きな手間が生じることがありますが、缶詰ならその心配はいりません。缶詰は加熱処理と密封された容器によって中の食材を水や空気、そして細菌から守ります。このため外部の温度や湿度の影響を受けにくく、常温で保存することができます。さらに、缶詰は保存期間が長く、品質が劣化しにくいという利点もあります。食材の鮮度を気にせずに長期間持ち運ぶことができるため、キャンプ飯の際に便利に活用されるのです。

味が美味しく失敗が少ないから

缶詰は製造過程で食材が加熱調理され、その後密封されるため中の食材がしっかりと調理された状態で保存されます。これにより風味や旨味が凝縮され、独特の味わいが生まれます。また、缶詰は製品ごとにバラエティ豊かな味付けや調味料が組み合わされており、簡単に本格的な味を楽しむことができます。また、食材の切り方や下ごしらえの手間も省けるため時短にもなり、初心者でも調理に失敗する心配がありません。このように、缶詰は味が美味しく調理の失敗が少ないという特長があるため、限られた調理設備や時間の制約があるアウトドアにピッタリの食材として重宝されるのです。

軽いので携行性が高い

キャンプやアウトドアでは、持ち運びや収納の容易さが重要な要素となります。缶詰は軽量でありながら、食材がしっかりと密封されているため持ち運びに便利です。また、缶詰は頑丈な容器に入っているため傷つきにくく、キャンプの荷物やバッグに収納しても安心です。そして基本的に中身は1食分の量なので、必要以上の食材を用意して余らせたり腐らせたりするということもありません。持ち運びの便利さや調理の手間を省く利点があるので、多くのキャンパーたちが缶詰をキャンプ飯として活用しています。

使用後は皿やアルコールストーブとして使用できるから

缶詰は使用後に再利用できるという特徴があり、それがアウトドアでは重要な要素となります。一度缶詰を開けた後は缶の中に食材が入っているため、そのまま食べることもできます。この際、缶自体が皿として機能し、食事を取るための器として使用することができます。これにより、洗い物の手間を省くことができるだけでなく、持ち運ぶ食器が減ることで荷物も軽くなり移動が楽になります。また、缶詰を使用する際には、缶の中に残っている油を利用してアルコールストーブやアルコールランプとして活用することもできます。簡易的なストーブとして使用することができるので、キャンプでの調理に便利な熱源を手軽に作ることができます。

調理しなくても食べられるものが多いので調理中のお酒のアテにちょうどいいから

キャンプ中は、調理に時間と手間をかけることができない場合もあります。そのような状況下では、手軽に食べられる缶詰がぴったりです。缶詰は、中に保存されている食材が加熱済みであるためそのまま食べることができますから、調理中のお酒のアテとして缶詰はちょうどいい選択肢です。お酒を飲みながらのんびり料理をするのも楽しみの一つですから、おつまみがあればさらその時間が充実することは間違いありません。お酒のアテとしても軽食としても、バラエティに富んだ多くの種類の缶詰から選べるのでとても重宝します。

完成された味!加熱するだけで美味しいキャンプ飯缶詰

キャンプやアウトドアで食事をする際、手軽さと美味しさを両立させることは重要です。そんな中で、加熱するだけで本格的な味わいが楽しめるキャンプ飯として缶詰が人気を集めています。肉料理から魚介類、野菜料理まで幅広いラインナップが揃った缶詰で、今まで以上に美味しくて簡単にできるキャンプ飯を楽しんでみましょう。

すでに味付けされているので追加の調味料や材料が要らず簡単にキャンプ飯として楽しめる

缶詰はすでに味付けされているため、追加の材料を調味料を使って調理する必要がなく簡単に本格的なキャンプ飯を楽しむことができます。加熱するだけで美味しさが広がる缶詰は既に味付けが施されており、調理の手順や調味料の量を気にする必要がありません。つまり加熱するだけで、手軽に満足のいくキャンプ飯を楽しむことができます。厳選された食材とバランスの取れた調味料が絶妙に組み合わされており、独自の風味や深い味わいが楽しめます。さらに加熱することで食材の旨味や香りが引き立ち、口にするだけで本格的な料理の味わいを楽しむことができるのです。

サバのアヒージョ

キャンプ場で本格的な味わいを楽しみたい方におすすめなのが、「サバのアヒージョ」の缶詰です。アヒージョとはニンニクとオリーブオイルで食材を煮込んだ、スペインの代表的な小皿料理の一つです。この缶詰は、具材にサバの身を使ったアヒージョで、その美味しさはまさに絶品です。サバのアヒージョの缶詰は、既に味付けが施されているためキャンプ場での準備が簡単です。缶詰を温めるだけで、豊かな香りとコクのあるアヒージョオイルがサバの身に絡みつきます。湯煎などてじっくりと加熱することで、サバの旨味が引き出され食欲をそそる一品が完成します。

牡蠣のアヒージョ

本格的な海の幸を楽しみたい方におすすめなのが、牡蠣のアヒージョの缶詰です。この缶詰は、プリプリの牡蠣をアヒージョ風のソースで調理した一品で、海の風味がたっぷりの豪華な味わいが楽しめます加熱するだけで濃厚でクリーミーなソースが牡蠣に絡みつき、火を通すことで牡蠣の旨味が引き立ち口の中に広がる至福の味わいを堪能できます。ニンニクとオリーブオイルで煮込んだアヒージョは、メイン料理にもおつまみにもなる優れもの。牡蠣がお好きな方には、ぜひ試してもらいたい一品です。

いなばグリーンカレー

キャンプ飯として、昨今人気沸騰の缶詰の一つがいなばグリーンカレー缶詰です。この缶詰は、豊かな香りとスパイスが効いたグリーンカレーが詰まっており、その美味しさはまさに本場の味です。いなばグリーンカレー缶詰は、本格的なタイ料理の味わいを手軽に楽しめる一品で、グリーンカレー特有の辛さと爽やかさが絶妙にバランスされており一口食べるだけでエキゾチックな旨味を感じることができます。材料から作ると大変手間のかかるグリーンカレーですが、この缶詰を使えば間違いのない本場の味が約束されています。風味豊かなグリーンカレーの香りと味わいを楽しみながら、キャンプ場での贅沢な時間を過ごしてくださいね。

鴨コンフィ

本格的なフレンチ料理が楽しめる鴨コンフィの缶詰です。コンフィとはフランス料理の調理法の一つで、食材を低温の油でじっくり煮込んだ料理です。アヒージョと似ていますが、コンフィが低温でじっくり煮込むのに対して、アヒージョは高温で短時間煮込みます。鴨コンフィは鴨肉を低温の油でじっくり煮込むことで、肉汁や旨味を逃がさずとても柔らかく仕上げることができます。ほどよくジューシーな鴨肉はそのまま食べても美味しいですし、パンやごはんと一緒にいただくとさらに贅沢な味わいを楽しむことができます。加熱するだけで本格的なフレンチ料理が完成する鴨コンフィの缶詰を、是非キャンプ飯に取り入れてみてはいかがでしょうか?

牛ほほ肉の赤ワインソース煮込み

この缶詰には、じっくりと煮込まれた牛ほほ肉がたっぷりと詰まっており、深い味わいと豊かなソースが魅力です。牛ほほ肉は、有肉としてはあまり馴染みのない部位かもしれません。咀嚼時などに使うほっぺの筋肉がある部位なので、肉質は硬く濃厚な味わいが特徴です。硬いほほ肉を赤ワインで長時間煮込むことで、食感はとろけるほど柔らかくなり上品で濃厚な味わいが楽しめます。牛ほほ肉の赤ワインソース煮込み缶詰は既に時間をかけて煮込まれているため、加熱するだけで簡単に食べることができます。柔らかくほろりとした食感の牛ほほ肉が口の中でとろけ、濃厚な赤ワインソースの香りが広がります。

缶詰にちょっと一手間加えて激ウマキャンプ飯

キャンプでの食事をより一層特別なものにするために、缶詰にちょっとしたアレンジを加えることで驚くべき美味しさを実現できます。缶詰は既に完成された味わいを持っていますが、さらなる一手間を加えることでそれを一段と引き立てることができるのです。ここでひと手間加えた激ウマ缶詰キャンプ飯を紹介します。

ほぼレシピ要らずな超簡単な一工夫でできるキャンプ飯

ここで紹介する料理は、缶詰に本当にひと手間だけ加えるだけの簡単にできるキャンプ飯ばかりです。缶詰の手軽さはそのままに、さらに美味しくするためのほんのひと手間。そんなレシピ要らずな缶詰のアレンジ料理を紹介します。一工夫で手軽に作れる激ウマキャンプ飯は、キャンプ体験をより一層楽しいものにしてくれます。初心者の方や料理が苦手な方でも気軽に挑戦できるものばかりですから、是非チャレンジしてみてくださいね。

マヨコーンバター

缶詰のコーンとマヨネーズ、バターを組み合わせるだけで驚くほどの美味しさが味わえる一品となります。マヨコーンバターは、缶詰のコーンを湯煎で加熱し水を切り、マヨネーズとバターを加えて混ぜ合わせることで甘い香りと濃厚な味が楽しめます。バターのコクとマヨネーズのまろやかさが絶妙に絡み合い、甘みのあるコーンとの相性も抜群です。そのまま食べても美味しいですし、缶詰からフライパンに移し替え、軽く炒めるだけで香ばしさがアップします。一手間を加えたとはいえシンプルなこの一品は、キャンプ場での食事をより一層楽しく満足感のあるものにしてくれます。

ツナマヨコーン

ツナマヨコーンは、ツナとコーンが混ざった缶詰にマヨネーズを組み合わせるだけで、濃厚でクリーミーな味わいを実現します。ツナの旨みとコーンの甘みがマヨネーズと相まって、絶妙なハーモニーとなり食欲をそそります。ツナコーン缶にマヨネーズと和えてそのまま食べても美味しく、きゅうりのスライスやレタスなどを加えてサラダにしても満足感のある一品になります。ピザ生地にのせて焼けば、絶品ツナマヨコーンピザになるのでこちらも試していただきたいアレンジレシピです。

サバ味噌チーズ

サバ味噌チーズは、サバの味噌煮缶にチーズをトッピングすることで、濃厚な味わいとコクが楽しめる一品となります。サバの風味と旨みが味噌とチーズと相まって、深く濃厚な味わいのキャンプ飯となります。作り方はもちろん簡単で、湯煎で温めたサバの味噌煮缶の蓋を開け、とろけるチーズをトッピングするだけ。熱々のサバ味噌の上でチーズがとろりと溶け、香ばしい香りと濃厚な味わいが加わります。サバの旨みと味噌の風味がチーズと一体化し、缶詰が一層美味しくなるサバ味噌チーズを是非一度試してみて下さいね。

缶詰が主役級のおすすめキャンプ飯

缶詰は開けるだけで食べられるのが特徴で、手軽に食べられるおつかみ系の内容の物が多いと思われがちです。それもあながち間違いではありませんが、実は缶詰はひと手間加えたり、食べ方によっては食事のメインにもなります。そして驚くほどのバラエティの豊かさが魅力の、主役級の缶詰レシピを紹介します。

食材ではなくあくまで缶詰が主役のキャンプ飯

食材を選ぶ楽しみもあるキャンプ飯ですが、中には食材自体ではなく缶詰が主役となる料理も存在します。通常のキャンプ飯では、食材を切ったり調理したりする手間がかかりますが、缶詰を主役に据えることで様々な煩わしさを一掃できます。手軽さと美味しさを追求するキャンパーにとって今や缶詰は魅力的な選択肢となっています。缶詰は保存が利くため、冷蔵庫やクーラーボックスの心配もありません。そのまま使える缶詰を活用することでキャンプ場での料理の手間を最小限に抑えながらも、満足感のある食事を楽しむことができます。

コンビーフご飯

コンビーフは缶詰ならではの便利さと美味しさを兼ね備えた食材であり、その使い勝手の良さはキャンプ飯の中でもトップクラスで炊き込みご飯にするとさらにおいしいです。相性抜群のコンビーフとごはんを一緒に炊き込むことで、シンプルながらも飽きのこない味わいと満足感のある炊き込みご飯が出来上がります。

  1. メスティンに研いだお米を入れ、お米1に対して水1.2とコンビーフを加え30分ほど浸けておく。
  2. メスティンに蓋をして火にかけ、強火にかけ沸騰するまで加熱する。
  3. 沸騰したら弱火にして12分程度炊き込み、パチパチという音がしてきたら火からおろす。
  4. メスティンをタオルでくるんで逆さまにして10分ほど蒸らす。
  5. 蒸らし終わったら蓋を開け、中身を混ぜバターののせたら完成。
  6. お好みでマヨネーズ、半熟卵、ブラックペッパー、醤油などで味付けする。

焼き鳥丼

焼き鳥丼の魅力は、そのシンプルながらも濃厚な味わいにあります。缶詰の焼き鳥は既に下味がついており、調理する手間を省くことができます。ご飯と一緒に炊き上げることで、香ばしい焼き鳥の風味が広がります。さらに、焼き鳥のタレがご飯に染み込んで、口の中に広がる絶妙な旨味と甘みが味わいの深さを引き立てます。

  1. メスティンに研いだお米を入れ、お米1に対して水1.1と焼き鳥の缶詰(タレがおすすめ)を加え30分ほど浸けておく。
  2. メスティンに蓋をして火にかけ、強火にかけ沸騰するまで加熱する。
  3. 沸騰したら弱火にして12分程度炊き込み、パチパチという音がしてきたら火からおろす。
  4. メスティンをタオルでくるんで逆さまにして10分ほど蒸らす。
  5. 蒸らし終わったら蓋を開け、中身を混ぜたら完成。
  6. お好みで小口切りにした万能ねぎや刻んだノリをかける。

親子丼

大人から子供までみんな大好き親子丼は、焼き鳥の缶詰を使うことで味付けに悩むことなく簡単に完成度の高い親子丼を楽しめます。鶏肉の旨味と卵のとろみが絶妙に合わさり、そのまま炊きたてのご飯の上にのせれば口の中に広がる美味しさはまさに絶品です。

  1. 玉ねぎを薄くスライスする。卵を溶き卵にしておく。
  2. フライパンや鍋を火にかけ、焼き鳥の缶詰(タレ)、スライスした玉ねぎ、麺つゆ、水を加えて加熱する。
  3. 玉ねぎがしんなりしてきたら溶き卵を加え、一煮立ちしたら火を止め蓋をして蒸らす。
  4. 蓋を開け中身をご飯の上にのせたら完成。
  5. お好みで三つ葉や刻みのり、一味唐辛子などを振りかける。

パエリア

キャンプ場で本格的なスペイン料理を楽しみたいなら、缶詰が主役となるパエリアがおすすめです。特に、「キャンプの達人」から販売されているパエリアの素缶詰がおすすめで、具材や必要な量の水分などが詰まった状態なので調理時間や材料の準備にかかる手間を大幅に省くことができます。さらに、缶詰には既に香り高いスパイスや調味料が含まれているため、味付けに悩むことなく一度に本格的なパエリアの風味を楽しめます。

  1. メスティンにお米を1合研がずにいれ、キャンプの達人のパエリアの素缶詰の蓋を開け中身を全部加える。
  2. メスティンに蓋をして火にかけ、強火にかけ沸騰するまで加熱する。
  3. 沸騰したら弱火にして12分程度炊き込み、パチパチという音がしてきたら火からおろす。
  4. メスティンの蓋を開け、中身を混ぜたら完成。

スパムおにぎり

スパムおにぎりは缶詰のスパムを使って簡単に作ることができ、しっかりとした食べ応えが魅力です。スパムは缶詰のハムでそのまま食べることもできますが、表面をカリカリに焼いておにぎりの具材にするとさらにおいしく食べられます。他の食材との組み合わせで、自分だけのスパムおにぎりを作るのも楽しいですよ。

  1. 缶詰からスパムを取り出し厚めのスライスに切る。
  2. 炊いたお米をスパムと同じくらいの大きさに握る。お寿司のネタがスパムで、シャリがおにぎりのイメージ。
  3. フライパンやスキレットに油をひき火にかけ、スパムを並べて加熱する。
  4. スパムが両面カリカリに焼けたら取り出し、粗熱を取る。
  5. 海苔を敷き握ったお米をのせ、その上に焼いたスパムをのせて巻いたら完成。
  6. お好みでスクランブルエッグや薄焼き卵にマヨネーズ、ケチャップをかけてスパムとお米の間に挟む。

ドリア

ドリアはご飯をクリーミーなソースで包み込んだ美味しい一品で、缶詰を主役にしたバージョンは手軽に作れるのが魅力です。ドリアには様々なバリエーションがありますが、ミートソースなどの缶詰を使うことで、調理時間が短く済み手間をかけずに本格的な味を楽しむことができます。

  1. メスティンに研いだお米を入れ、お米1に対して水1.1を加え30分ほど浸けておく。
  2. ミートソースの缶詰、ホワイトソースの缶詰の中身を耐熱容器にそれぞれ適量入れてアルミホイルで蓋をする。
  3. メスティンに蓋をして火にかけ、強火にかけ沸騰するまで加熱する。
  4. 沸騰したら弱火にして12分程度炊き込む。その間火の近くやメスティンの上に容器に入れたソースを置いて温める。
  5. メスティンの蓋を取り温めたホワイトソースをお米の上に広げ、その上にミートソース、ピザ用チーズをのせて再度蓋をしチーズが溶け具材が温まるまで火にかける。
  6. メスティンをタオルでくるんで逆さまにして10分ほど蒸らす。
  7. 蒸らし終わったら蓋を開けて完成。

チーズダッカルビ

チーズダッカルビは、辛く味付けした鶏肉とチーズを使った韓国料理です。辛い味付けのジューシーな鶏肉と、濃厚なチーズのコクが絶妙にマッチしたクセになる美味しさの絶品料理です。焼き鳥の缶詰を使うことで簡単に本格的な味が楽しめます。

  1. 焼き鳥の缶詰(タレ)、おろしにんにく、コチュジャンをフライパンやスキレットに入れ、タレと鶏肉がよくなじむようにしっかり混ぜて火にかける。
  2. 弱火で加熱し、具材が温まったらとろけるチーズを加える。
  3. チーズが溶けたら完成。

蟹味噌グラタン

蟹味噌の豊かな風味ととろけるチーズが絶妙に絡み合ったこの缶詰料理は、キャンプの食事を彩る贅沢な一品となります。常温でも鮮度を保てる缶詰だからこそ、キャンプ場という特殊な環境でも海の香りがいっぱいの蟹味噌を使ったキャンプ飯が作れます。

  1. 蟹味噌の缶詰の中身に市販のホワイトソースを適量加えよく混ぜ、フライパンやスキレットに移し火にかける。
  2. 牛乳や日本酒でホワイトソースを伸ばし、蟹味噌と絡むように混ぜながら炒める。
  3. 具材が温まったら、とろけるチーズをのせてさらに過熱する。
  4. チーズが溶けたら完成。

ツナマヨコーンコンビーフピザ

キャンプで手軽でボリュームのあるピザを楽しみたいなら、ツナマヨコーンコンビーフピザがおすすめです。ツナマヨコーンコンビーフピザは、缶詰のツナやコンビーフの旨味とマヨネーズの酸味とクリーミーさ、さらにコーンの甘みが絶妙に組み合わさったボリューム満点の美味しいピザです。

  1. ピザ生地にケチャップを塗り、ツナコーンとコンビーフを缶から出して混ぜ合わせたものを乗せる。
  2. 具材の上からマヨネーズをかけ、さらにピザ用チーズをちらす。
  3. フライパンにアルミホイルを敷き、ピザを乗せて火にかける。
  4. 蓋をして中火で10分ほど加熱し、チーズが溶けたら完成。

カニチャーハン

キャンプ場での食事にちょっと特別な一品を加えたいなら、カニチャーハンがおすすめです。この料理は、缶詰のカニをメインの具材にしたチャーハンでありながら、驚くほどの美味しさを楽しめるキャンプ飯として人気を集めています。

  1. 蟹の缶詰を開け、濾し網などを使って蟹の身と汁を分ける。
  2. 生卵を溶いてカニ缶の汁を入れてよく混ぜ卵液を作る。長ネギをみじん切りにする。
  3. フライパンに油をひき火にかけ、卵液と温かいご飯を入れて炒める。
  4. ご飯がダマにならないようにほぐしつつ卵液と絡むように混ぜながら炒め、全体が馴染んできたらみじん切りにしたネギを加える。
  5. 塩こしょう、醤油で味付けをして、汁気を切った蟹の身を加えさらに炒めて完成。

缶詰で作るアレンジパスタ系キャンプ飯

キャンプ場で美味しいパスタを楽しみたいとき、缶詰を活用したアレンジレシピがおすすめです。缶詰を使うことで手軽に調理ができ、しかも様々なバリエーションのパスタが楽しめます。アウトドアの環境でも簡単に作れるアレンジパスタは、キャンプ飯の定番として人気を集めています。

アヒージョの残りオリーブオイルでパスタ

アヒージョは、ガーリックとオリーブオイルの風味が特徴のスペイン料理ですが、キャンプでアヒージョを楽しんだ後には、残ったオリーブオイルを使って美味しいパスタを作ることができます。このアレンジレシピは手軽に準備できる上に、アヒージョの具材から出た濃厚な出汁とオリーブオイルがパスタに絶妙な味わいを与えます。

  1. 鍋に水、塩を入れて強火にかける。
  2. お湯が沸騰したら、鍋にパスタを加え表記の時間より若干短めに茹でる。
  3. 茹で上がったパスタを水切りしてフライパンに移して火にかける。
  4. アヒージョの残りのオリーブオイルをフライパンに加え、パスタと絡めるように合わせて塩こしょうで味を調えたら完成。

玉ねぎ不要!トマト缶を使った砂糖が決めてのワンパンパスタ

キャンプ場で手軽に作れるパスタ料理といえば、ワンパンパスタがあります。今回は、玉ねぎを使わずに砂糖が決め手となる一品をご紹介します。トマト缶を主役にしたこのアレンジパスタは、簡単に作ることができる上にトマトのさわやかな酸味と甘みが引き立つ絶品メニューです。

  1. フライパンにオリーブオイルをひき火にかけ、皮を剥いてつぶしたにんにくを加える。
  2. にんにくの香りが立ってきたらカットトマト缶、砂糖適量を入れ加熱する。砂糖を入れることでトマトのえぐみと酸味が抑えられる。
  3. 早ゆでタイプのパスタと水をフライパンに加え、一煮立ちするまで炒める。
  4. 中火にして蓋をし、表記の時間茹でる。たまに蓋を開けてパスタ同士がくっつかないように炒める。
  5. 表記の時間茹でたら蓋を開け強火にし、水分が飛びとろみがつくまで炒めたら塩こしょうで味を調えて完成。

オイルサーディンペペロンチーノ

缶詰のオイル漬けサーディンを使ったこのパスタは、シンプルながらも濃厚な味わいでアウトドアでの食事にぴったりです。サーディンは小型のイワシの事で、そのアタマと内臓を取り除いて油漬けにしたものがオイルサーディンです。そのまま食べることもできますが、ここではペペロンチーノにしてみました。

  1. にんにくを薄くスライスし、鷹の爪を刻んでおく。
  2. 鍋に水、塩を入れて強火にかける。
  3. お湯が沸騰したら、鍋にパスタを加え表記の時間茹でる。
  4. フライパンにオリーブオイルをひき火にかけ、にんにくと鷹の爪を弱火で加熱する。
  5. にんにくの香りが立ってきたら、フライパンにオイルサーディンを加えて温まるまで加熱する。
  6. 茹で上がったパスタを水切りしてフライパンに移し、全体的に絡めるように炒め塩こしょうで味を調えたら完成。

缶詰で作る絶品キャンプ飯の作り方や人気の秘訣を徹底解説まとめ

ここまで缶詰を使ってできる絶品キャンプ飯について詳しく解説してきましたがいかがだったでしょうか?
この記事の要点は、

  • 缶詰は持ち運び、管理、保存がとても簡単。
  • 味付けも調理もされているため手間も失敗もない。
  • 温めるだけで絶品、ひと手間加えるだけで激ウマの缶詰を紹介。
  • メインが缶詰の絶品レシピ10選とアレンジパスタのレシピ3選。

ということです。この記事が皆さんにとって、缶詰を使ってできる至高のキャンプ飯を楽しむ一助になれば幸いです。最後までお付き合いいただきまして本当にありがとうございました。