キャンプ飯

夏に食べたいさっぱり系キャンプ飯をおすすめ食材からレシピまでご紹介

夏はキャンプにおいてハイシーズンと広く認識されており、1年を通して最もキャンプをする人が多い季節です。

キャンプをすることにおいては人気の高い季節ですが、野外で暑さに耐えながら食事を摂るのはやはり辛い部分もあるのではないでしょうか?出来れば冷たいもの、もしくはさっぱりと食べられるものが好ましいと思います。

ですが、ご安心ください。そんなあなたに、夏におすすめのさっぱりしたキャンプ飯をご提案致します。

今回は、

  • 夏向けさっぱりキャンプ飯の魅力
  • 夏のキャンプ飯によく使われる食材
  • おすすめ!夏向けのさっぱりキャンプ飯レシピ

をご紹介致します。

ぜひ、最後までお付き合いいただき、さっぱりとしたキャンプ飯で暑さを吹き飛ばし、最高のキャンプをお楽しみください。

夏のキャンプ飯はさっぱり食べたいですよね

うだるような暑さの夏、キャンプ飯は、さっぱりとしていて食べやすいものが良いのではないでしょうか?

特に、屋外で活動するキャンプ時において食事は、栄養補給という意味でも非常に重要な役割となりますので、さっぱりしたキャンプ飯で食欲不振対策をしましょう。

食欲の落ちてしまう夏の時期のキャンプ

暑さで食べる気にもならないほどになってしまう夏キャンプ。しかし、野外で活動するためには、十分に食事をとり、体力をつけなければなりません。

そんな時、さっぱりしたキャンプ飯を作れば、暑くても食べやすく、美味しく無理のない体力回復ができるでしょう。

美味しいキャンプ飯を食べたいけどできるだけさっぱりしてる方がいい

さっぱりしているからといって美味しいキャンプ飯を諦める必要はありません。さっぱりしたキャンプ飯でも、工夫次第でとても美味しい料理を作ることができます。

そんな悩みを解決できる夏のさっぱり系キャンプ飯をご紹介します

美味しくて、暑い夏でも抵抗なく食べることができるさっぱり系のキャンプ飯、気分や場面によって選択できるよう、いくつかご紹介致しますので、ぜひお楽しみください。

夏のさっぱり系キャンプ飯によく使われる食材ってどんなものがあるの?

さっぱり系のキャンプ飯といっても、具体的にどんな食材を使うのか疑問を持たれることだと思います。

このトピックでは、そんな疑問を解決すべく、さっぱり系のキャンプ飯でよく使用される、代表的な食材をいくつかご紹介致します。夏キャンプの献立作りの際に、ご参考にしてみてください。

トマト、きゅうりなどの夏野菜

カラフルで見た目が楽しく、食欲をそそる夏野菜は非常に栄養価が高く、食欲不振のなか栄養素を効率よく摂取したい夏キャンプとの相性抜群です。

さまざまな料理に付け合わせることのできる野菜が多く、使い勝手が良いのも魅力のひとつです。

レモンなどの柑橘類

すっきりとした酸味が涼しげ感を演出し、さっぱりした料理に仕上げることができる食材です。

夏バテ防止として有効な成分のビタミンCやクエン酸を多く含んでおり、さらっと食べることができるうえ、その後の活動をサポートします。

ポン酢などの調味料

お酢系の調味料の酸味は、すっきりと爽やかで、食欲が減退する夏にぴったりの味付けとなります。

人間は疲労すると乳酸が溜まり、乳酸を代謝するにはクエン酸が有効であるとされています。酸味がある食材には、おおよそクエン酸が含まれていることが多いので、夏など疲労しやすい時期は、本能的に酸味を欲するようです。

そうめん

暑い夏に食べやすい料理といえば、真っ先にそうめんが挙がるのではないでしょうか?

そうめんは、上述した食材のすべてと相性が良く、夏に食べやすい食材との親和性が非常に高いので、アレンジもしやすく、レパートリーに困ることも少ないでしょう。

夏のさっぱり系キャンプ飯を食べるメリット

では、なぜ夏はさっぱり系のキャンプ飯が良いのでしょうか?

実は複数の理由があり、夏はさっぱり系のキャンプ飯が適している明確な理由があります。

このトピックでは、夏にさっぱりしたキャンプ飯をおすすめする理由をご紹介致します、

夏バテでもさっぱりと食べられるので栄養がしっかりと補給できる

まずは、栄養補給を無理せずすることができる点です。食欲が湧かない夏に、さっぱりしていて食べやすいキャンプ飯を用意することで、無理なく食事でき、栄養を摂取することが可能です。

喉越しがよい食べ物が多く食べやすい

さっぱりとしていますので、濃厚な料理とは対照的に、さらっと喉を通る料理がほんとんどです。

食事に抵抗がなければ、量も多く摂ることができ、体力回復にも繋がります。暑い時でも、モリモリと食べられるレシピを、後ほどご紹介致しますので、ぜひご参考にしてみてください。

コッテリとしたキャンプ飯の味変になる

普段のキャンプ飯は豪快で派手な、コッテリした料理が多くはないでしょうか。さっぱり系のキャンプ飯はその対極ともいえますので、いつものキャンプとは違ったキャンプ飯に挑戦でき、マンネリ化を解消することができます。

調理時間の短いキャンプ飯が多い

どちらかといえば熱々の料理より冷たい料理や涼しげな料理が多く、加熱を多く必要としませんので、調理をする時間が短くなります。

暑さに耐えながら、長い時間火を扱うのは疲れる原因となりますので、調理時間が短く済むのは、意外と重要なポイントです。

お手軽で簡単に作れる!フライパンいらずで完成する夏のさっぱり系キャンプ飯の作り方

サクッと時間をかけずに、フライパンや熱源を使わずに調理可能なさっぱり系のキャンプ飯をご紹介致します。

簡単に作ることができますので、もう一品なにか欲しいといった場面でも大活躍すること間違いなしです。ぜひ、レパートリーに加えていただき、ご活用ください。

きゅうりわさび

 

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夏野菜のきゅうりをキリッと爽やかなわさびで短時間つけたおつまみ的な一品です。自宅で漬けていけば、キャンプ場に着いてすぐに食べることができるスピードメニューになります。

  1. きゅうり2本を一口大にカットします。
  2. ビニール袋にカットしたきゅうりを入れ、塩大さじ1杯・砂糖大さじ2杯・わさび大さじ1杯を入れ、袋の口を結びます。
  3. 袋を手で揉み、味を馴染ませ、きゅうりから水気が出てくるまで放置します。
  4. きゅうりから水気が出て。しなっとなれば完成です。

カットフルーツトマト

さっぱりとデザートのような感覚で食べることができます、栄養価も高く、夏バテ防止の効果もありますので、もう一品に迷われた際は、ぜひお試しください。

  1. トマトを川やクーラーボックスで冷やしておきます。
  2. 冷えたトマトを好みのサイズにカットします。
  3. お好みで塩少々を振りかければ完成です。

カプレーゼ

おしゃれで見た目も楽しむことができるカプレーゼ、材料にチーズが入っていますので食べ応えもあり、満足度の高いキャンプ飯です。

ワインとも合うので、晩酌の時にもおすすめです。

  1. 冷やしたトマトとモッツァレラチーズをスライスカットします。
  2. お皿にトマトとモッツァレラチーズを交互に並べます。
  3. オリーブオイルを大さじ1杯全体に掛け、ブラックペッパー適量を散らせば完成です。

カルパッチョ

お好みの野菜や鮮魚を使用し、色鮮やかで美味しく、さっぱり食べることができるカルパッチョはいかがでしょうか。

調理が面倒なように見える料理ですが、実は簡単でキャンプでも手軽に楽しめます。

  1. サーモンやタコなどのお好きな魚介類を一口大に、玉ねぎやトマトなどのお好きな野菜をスライス状にカットします。
  2. バルサミコ酢大さじ2杯・醤油大さじ1杯・はちみつ小さじ1杯・にんにく小さじ1杯を混ぜ合わせドレッシングを作ります。(市販のカルパッチョソースでも可能)
  3. お皿にカットした食材を綺麗に盛り付け、カルパッチョソースを掛ければ完成です。

自分好みの材料で自由に作れる夏のさっぱり系キャンプ飯レシピ

決まった食材ではなく、自分好みの食材であったり、冷蔵庫にある食材を利用したりしやすいさっぱり系のキャンプ飯をご紹介致します。

ここでご紹介するレシピは、お好みの食材を加えて楽しむことを想定しております、夏キャンプによく使われる食材を参考に、自分オリジナルのさっぱり系キャンプ飯を楽しみましょう。

サラダそうめん

 

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さっぱりしていて食べやすいそうめんですが、そうめんだけでは栄養価も低く、物足りないのではないでしょうか?

そうめんは、色々な食材と合わせることができますので、そこを利用し、お好きな野菜でサラダそうめんに挑戦してみるのはいかがでしょうか。

  1. レタスやきゅうり、トマトなどのお好みの野菜を細切りにカットします。
  2. そうめんを茹でます。
  3. 茹で上がったそうめんに、野菜を盛り付けます。
  4. お好みで、胡麻ドレッシングか麺つゆを掛ければ完成です。

山形だし

白ごはんや冷奴に掛けて、さらっと食べることができる山形だしの作り方をご紹介致します。そうめんに掛けたり、そのまま食べるのもおすすめです。

  1. アク抜きしたナス・塩揉みしたオクラ・きゅうり・みょうが・しょうが・長ネギをダイス状に、大葉を細切りにカットします。
  2. ボウルにカットした食材を入れ、酢・砂糖・醤油を1:1:1の割合で入れ、混ぜ合わせます。
  3. 最後にお好みで鰹節を散らせば完成です。

冷やし中華

 

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暑い夏にがっつり食べたい時は冷やし中華で決まりです。お好きな野菜を細切りにして乗せれば、たくさんの野菜を一緒に食べることができます。

  1. きゅうりやトマトなどの野菜とハムを細切りにカットします。
  2. 冷やし中華麺を茹でます。
  3. 茹で上がった麺を冷水で締め、お皿に盛り付けます。
  4. 麺の上に、カットした食材を綺麗に盛り付け、付属のタレを掛ければ完成です。

夏もおしゃれな料理が食べたい!そんな時におすすめの夏のさっぱり系キャンプ飯

これまでさっぱりしていて食べやすいが主軸のキャンプ飯をご紹介してきましたが、おしゃれさを捨てずに、さっぱりしているキャンプ飯もちゃんと準備しておりますので、いくつかご紹介させていただきます。

ご家族やカップルで夏のキャンプに行かれる際に、ぜひご参考にしてみてください。

レモンと好きな具材でレモンアヒージョ

 

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熱々で食べるイメージのあるアヒージョですが、食材をうまく組み合わせると、熱くてもさっぱりと食べることができます。

レモンでふわっと酸味を効かせ、さっぱりと食べやすいアヒージョはいかがでしょうか。

  1. レモンを輪切りにします。
  2. 鶏肉、ブロッコリー、エビなどのお好きな食材を、一口大にカットします。
  3. カットした食材をスキレットに敷き詰め、レモンの輪切りは上部に配置します。
  4. オリーブオイルを食材が浸るくらい入れ、にんにくチューブをお好みの量入れ加熱します。
  5. 全体に火が通ったら、お好みで唐辛子とプラックペッパーを散らし、完成です。

生ハムカナッペ

 

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おしゃれでさっぱり食べられるキャンプ飯がもう一品欲しいという時に、最適なのがカナッペです。生ハムをトッピングすれば、夏に不足しがちな塩分を手軽に摂取することが可能です。

  1. クリームチーズにお好みのアウトドアスパイス少々を振りかけ、下味を付けます。
  2. 軽く炙ったバゲットに、下味を付けたクリームチーズを塗ります。
  3. クリームチーズの上に生ハムを盛り付ければ完成です。

鮭のレモンホイル焼き

 

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鮮やかなレモンのイエローが映えるホイル焼きですが、レモンのクエン酸が夏バテ防止に効果的で、お洒落で美味しいうえに、栄養価も高い、言うことなしのキャンプ飯です。

  1. アルミホイルの上に、塩鮭・割いたしめじ・輪切りにしたレモンを乗せます。
  2. アルミホイルを具材を包むように閉じます。
  3. 閉じたアルミホイルを熱し、具材全体に火を通します。
  4. 火が通ったら、アルミホイルを開け、バターを一切乗せ、余熱で溶かします。
  5. バターが溶けたら、塩と醤油で味を整え、完成です。

アウトドアで人気の高いご飯・パスタなどの主食系夏のさっぱりキャンプ飯

食べるのは気が進まないけれど、食欲は普段通りあり、食べやすくてお腹いっぱいになるキャンプ飯をお探しのあなたに、主食となる夏におすすめのさっぱり系キャンプ飯の作り方をご紹介致します。

せっかくのアウトドアご飯ですから、満足度の高い主役級のさっぱり系料理をお楽しみください。

レモンクリームリゾット

 

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せっかくアウトドアで料理をするのですから、普段食べない珍しいキャンプ飯に挑戦されるのはいかがでしょうか?

見栄えも綺麗な料理ですので、カップルでのキャンプのディナーにぴったりです。

  1. 鍋にバターを溶かします。
  2. 一口大にカットした鶏肉を入れ、塩コショウで炒めます。
  3. 鶏肉の表面に焼き色が付いたら、スライスカットした玉ねぎを加え、再び炒めます。
  4. お好みでしめじや舞茸などのきのこ類を加えます。
  5. 全体がしんなりしたら、輪切りのレモンとホワイトソースを入れ煮詰めていきます。
  6. 全体に火が通ったら、ご飯を入れて混ぜ込み、黒胡椒を振れば完成です。

とうもろこしの炊き込みご飯

 

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簡単に作ることができ、材料もお米ととうもろこしと調味料だけ、とてもお手軽で甘くて美味しいとうもろこしの炊き込みご飯。甘いとうもろこしはお子様にも人気の味です。

  1. とうもろこしの粒を包丁で切り落とします。
  2. お米を洗い、20分ほど浸水させておきます。
  3. お米を蓋つきの鍋かフライパンに入れ、普段より少し少なめの水を入れます。
  4. 薄口醤油小さじ2杯を加え、軽く混ぜます。
  5. とうもろこしの粒と芯を入れ、混ぜずに炊飯します。
  6. ご飯が炊けたら、芯を取り出し、塩をひとつまみ加え、ざっくり混ぜれば完成です。

和風パスタ

最後にご紹介するのは、キャンプ飯で定番のパスタ料理です。なかでも今回は、満足度の高いパスタに、夏野菜のトマトと大葉を合わせ、暑い夏でもさっぱり食べられるパスタをご紹介致します。

  1. トマトをダイス状に、大葉を細切り、鶏肉を一口大よりも少し小さめにカットします。
  2. 鶏肉とパスタを別々の鍋で茹でます。
  3. 茹でている間に、ボウルにめんつゆ大さじ2杯・にんにく少々・ポン酢大さじ1杯・お好みのアウトドアスパイス少々を入れ、そこにトマトを入れ下味を付けます。
  4. 鶏肉とパスタが茹で上がったら湯切りをし、下味の付いたトマトの入ったボウルに加え、全体の味を馴染ませます。
  5. 最後に大葉を散らしたら、完成です。

夏に食べたいさっぱり系キャンプ飯をおすすめ食材からレシピまでご紹介まとめ

いかがでしたでしょうか?

暑い夏のキャンプは、どうしても食欲が湧きにくく、食事をおざなりにしてしまいがちです。食べたくても、受け付けないといったこともあるでしょう。

しかしながら、気温が高くなると、普段より多くの体力を消費し、夏バテしてしまう可能性が上昇します。野外で活動するキャンプでは、疲労の度合いも高く、より適切な食事量と栄養を摂る必要があります。

そこで、今回は

  • さっぱり系のキャンプ飯の魅力とメリット
  • さっぱり系のキャンプ飯に合う食材
  • 夏におすすめ!さっぱり系キャンプ飯レシピ

をご紹介致しました。

本記事を参考に、さっぱりしたキャンプ飯を作り、しっかりと栄養を摂り、美味しく無理なく夏バテ防止や疲労回復を行い、快適な夏キャンプをお楽しみいただけますと幸いです。